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【日本映画】「ドクター・デスの遺産―BLACK FILE―〔2020〕」を観ての感想・レビュー

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【監督】深川栄洋
【出演】綾野剛北川景子/岡田健史/前野朋哉青山美郷石黒賢
【個人的評価】★★★☆☆

【あらすじ】刑事の犬養と高千穂は、末期の患者が不審な死を遂げる事件を捜査し始めていくうちに、依頼を受けて安楽死をさせる「ドクター・デス」の存在にたどりつく。

 

 

 

 

深川栄洋監督は、学生時代に自主制作映画を監督し、1999年『ジャイアントナキムシ』、2000年『自転車とハイヒール』がPFFアワードで連続入選をし、注目されています。2004年『自転少年』で商業映画監督デビューをし、2009年『60歳のラブレター』でメジャー監督デビューをしています。テレビや映画の演出を幅広く手掛けている監督です。

綾野剛は、「仮面ライダー555」で役者デビューをし、中野裕之監督の「全速力海岸」で主演にもなります。

北川景子は、神戸でスカウトされ、2003年よりモデルデビューをしています。その後2006年「間宮兄弟」で映画初出演をし、同年『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』でハリウッドデビューもしています。2006年『チェリーパイ』で映画初主演もこなり、その後、テレビや映画と幅広い分野で活動している女優です。2016年にDAIGOと結婚しています。

・物語は、安楽死を手口に犯罪をしている連続殺人犯を操作するクライム・サスペンスです。

・序盤から、事件の片鱗を描きつつも、主演の犬養と高千穂の紹介となっていきます。

・映画というスタイルではありますが、どちらかといえば、2時間のテレビドラマスペシャル感があり、多少、どうしたものかという不安感はあります。

・原作は、中山七里の小説『ドクター・デスの遺産』となりますが、犬養と高千穂のキャラクターは原作とは多少異なります。

・劇場公開時は、寺町亘輝役の柄本明雛森めぐみ役の木村佳乃はシークレットキャストとされていました。

・前半は、事件の概要から、死ぬことについて考えさせられる要素はありますが、後半は、サスペンス調となり、深く考えることを放棄しているようにも思えます。

・事件の解明がされていき、犯人自体も明確になってくるのですが、妙に淡々とストーリーが続く点や、犯人自体の予測もしやすいため、展開には妙な答え合わせ感で進んでいるような錯覚もします。

・演出自体もお手本のようなわかりやすさであり、匂わせ感のある演出だとしても、サラッとわかりやすくなっています。

綾野剛は、身長が180cmもあるのですが、あまり長身に見えない感じもします。むしろ他の人物も長身ということもあるのでしょうけど、スラッとした印象があるので、そう思えるのかもしれません。

・映画とドラマと言う点で、本作の「映画としての意義」については、ちょっと判断しづらいですが、抜きん出たわかりやすい映画性という点を考えると、もう少し作品の説明は丁寧でなくても良かったように思います。

・120分という上映時間だけに、なにかテレビドラマと異なる描き方があったようにも思いますが、中盤から、作品の内容というよりも、「映画化」ということに対してのポリシーのほうが気になってしまった作品ではあります。

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