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【日本映画】「ジオラマボーイ・パノラマガール〔2020〕」を観ての感想・レビュー

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【監督】瀬田なつき
【出演】山田杏奈/鈴木仁/滝澤エリカ/
【個人的評価】★★★☆☆

【あらすじ】主人公 渋谷ハルコは、平凡な女子高生。ある日、橋の上で倒れていた神奈川ケンイチに一目惚れをする。

 

 

 

 

瀬田なつき監督は、2003年「とどまるか なくなるか」で映画製作をし、2017年「PARKS パークス」や2020年「ジオラマボーイ・パノラマガール」など、商業映画やPVなど様々な映像制作を行っている監督です。

・山田杏奈は、2011年「ちゃおガール☆2011オーディション」でグランプリを受賞しています。なお、応募の理由は、グランプリ商品のニンテンドー3DSが欲しかったとのこと。2013年『刑事のまなざし』でドラマ初出演をしています。2016年『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』で映画初出演をし、2018年「ミスミソウ」で映画初主演をしています。その後、テレビやドラマで活躍しています。

・本作は、1989年に刊行された岡崎京子の漫画が原作となっています。

・物語は、女子高生の主人公が同級生に一目惚れをするも、その相手は、衝動的に学校を辞め、違う子に夢中になっていくストーリーです。

・序盤から、東京の湾岸地区に住んでいる生活が描かれ、そこから、主人公ハルコの日々がえがかれていきます。

・高校生、マンション群、湾岸地区、都会に住む人々、と1989年に描かれた岡崎京子の漫画の世界感を多少踏襲しつつも、そこから30年近く経過した東京で撮影されているということで、なんとなく、時代の流れに違和感は感じます。

岡崎京子の作品は、バブル期の日本の社会背景も含まれての評価とも言えますが、普遍的なメッセージもあるわけで、そこをどう描くかによって印象が変わってくるのかもしれません。

・プレステ4もニンテンドースイッチも登場しているので、1989年の世界を描いているわけではなく、多少のアレンジはあると思いますが、高校生の世界観というところは押さえているような気もします。

・単純に恋愛物語とも取れますが、それだけでもないメッセージも込められているはずですが、主人公の2人に決定的な魅力がないような気もするところがあり、それが逆に、この「どうも落ち着かない雰囲気」を表しているのかもしれません。

・変わっていくなかで、いろいろな経験をする多感な時期でもあり、そのことが本作のポイントかもしれません。

・感情移入できる対象自体の問題とも言えますが、この感覚にノレる人とノレない人がいるのも無理はないとは思います。

・観る人を選ぶという点と、多くの「岡崎京子原作の映画」という点では、ちょっと物足りないところがあり、2019年「チワワちゃん」の出来がむしろ良かったということを再認識してしまう気もします。

 

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