ロクカジョウ [映画や商品を紹介]

様々な作品・商品をカジョウ書き(箇条書き)にて紹介します。

【今週公開の新作映画】「ハウス・オブ・グッチ〔2022〕」が気になる。

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【監督】リドリー・スコット 
【出演】レディー・ガガ/アダム・ドライバー/ジャレッド・レト/ジェレミー・アイアンズ/サルマ・ハエック/アル・パチーノ/

【あらすじ】1995年3月27日、GUCCIの三代目社長マウリツィオがミラノの街で撃たれてしまう。犯人を捜査していく中で、犯行を計画した人物が明かされる。

 

house-of-gucci.jp

 

・リドリー・スコット監督は、学生時代にグラフィックデザインを学び、その後、ドキュメンタリーやTVドラマを制作、独立後には、CFを手掛け、1977年『デュエリスト/決闘者』で長編映画監督デビューをしています。1984年にAppleの「Macintosh」のCM「1984」を手掛け、そのCMの完成度が高いことで、今でも語られる作品となっています。

・レディー・ガガは、2008年のファーストアルバム「ザ・フェイム」のヒットで一躍有名となり、奇抜なファッションとパフォーマンスで人気のあるミュージシャンです。

・アダム・ドライバーは、2012年よりテレビドラマで活躍し、2013年『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』に出演、『ハングリー・ハーツ』では主演を演じ評判となります。その後、2015年『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でカイロ・レン役として知名度を上げ、2018年『ブラック・クランズマン』では第91回アカデミー賞助演男優賞に初ノミネートされている実力ある俳優です。

・物語は、世界的に有名なブランドGUCCIの創業者一族の崩壊を描いた作品。

・一族の経営を行っていたGUCCIのブランド内で、株や経営を巡った争いがあり、その中でマフィアによって暗殺された3代目社長の事件を発端とした展開です。

・ポスターのデザインが良く、GUCCIというブランドとイメージがしっかりと描かれている感じがします。

・映画のチラシを集めている筆者としては、集めておけば良かったとは思っています。(※いまからでもまだ遅くはないかなぁ・・・。)

・監督のリドリー・スコットは84歳となりますが、野心的で重厚な感じの作品を仕上げて来たなぁという印象です。

・エイリアンやブレードランナーのような煙を多様した雰囲気ではないと思いますが、シレッとそんな演出があっても良いのかもしれません。

・レディ・ガガが女優業を初めて、6作目となりますが、主演2作目ともなり、安定感のある演技となっているのかと思います。

・サスペンス映画ということですが、俳優陣が豪華でもあり、期待したい作品です。

 

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・個人的に勝手に思う関連作品

 

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【iTunes Store】「許されざる者 (字幕/吹替)」Essentials

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【監督】 クリント・イーストウッド
【出演】クリント・イーストウッド/ジーン・ハックマン/モーガン・フリーマン/リチャード・ハリス/

【あらすじ】かつての残忍な悪党が、娼婦の懸けた賞金を得ようと、昔の仲間や若いガンマンと共に最後の追跡の旅に出る。これぞまさに「荒野の用心棒」から始まる彼の西部劇映画史の総決算!そこではイーストウッドが演じ、描き続けていた西部のアウトローが、年老いたガンマンという形で登場。銃の腕もおち、馬も巧みに乗りこなせなくなった彼が、生活のための金稼ぎから転じて、”伝説の男”として甦る姿が身震いするほどスタイリッシュに映し出される。仲間を殺され、復讐鬼と化した主人公の問答無用のガン・ファイト!その”伝説の男”が去り行く馬上の姿を見届ける娼婦たち…。今は亡き恩師セルジオ・レオーネとドン・シーゲルに捧げられたことでも話題となった、1992年度の映画界を代表する真の傑作である。

 

 

許されざる者 (字幕/吹替) (1992)

許されざる者 (字幕/吹替) (1992)

  • Clint Eastwood
  • ドラマ
  • ¥713

 


・iTunes Storeの期間限定の価格のおすすめムービーです。

・「Essentials」として選ばれています。

・期間限定価格なので、期間後は通常価格になります。

・期間中は、407円でレンタルできます。

・期間中は、713円で購入ができます。

・限定価格期間は、記載されていないので、予告なく終了する場合があります。

・レンタルしてから30日間視聴を開始できます。視聴後は48時間以内に視聴する必要があります。

 

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【iTunes Store】「運び屋 (字幕/吹替)」今週の映画

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【監督】クリント・イーストウッド
【出演】クリント・イーストウッド/ブラッドリー・クーパー/ローレンス・フィッシュバーン/マイケル・ペーニャ

 

【あらすじ】イーストウッド演じるアール・ストーンは80代の男。家族と別れ、孤独で金もない彼に、事業差し押さえの危機が迫っていた。そんな時に、ある仕事が舞い込む。ただ車を運転すればいいだけの訳もない話だ。しかしアールが引き受けてしまったのは、実はメキシコの麻薬カルテルの“運び屋”だった。たとえ金銭的な問題は解決しても、そうとは知らずに犯してしまった過去の過ちが、アールに重くのしかかってくる。捜査当局やカルテルの手が伸びてくる中、はたして自らの過ちを正す時間は彼に残されているのか。

 

 

運び屋 (字幕/吹替)

運び屋 (字幕/吹替)

  • Clint Eastwood
  • ドラマ
  • ¥1019

 

 

・iTunes Storeのエディターが選んだおすすめの1本

・期間中は、102円でレンタルできます。

・期間中は、1019円で購入ができます。

・標準画質(SD)と高画質(HD)のいづれかで観られます。

・102円レンタルができる期間は「2022年1月18日(火)」までです。

・レンタルしてから30日間視聴を開始できます。視聴後は48時間以内に視聴する必要があります。

 

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【洋画】「9人の翻訳家 囚われたベストセラー〔2021〕」を観ての感想・レビュー

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【監督】レジス・ロワンサル
【出演】ランベール・ウィルソン/オルガ・キュリレンコ/アレックス・ロウザー/シセ・バベット・クヌッセン/リッカルド・スカマルチョ/
【個人的評価】★★★★☆

 

【あらすじ】世界待望のミステリー小説「デダリュス」の第3作の完結編を各国同時発売を行うため、9人の翻訳家がフランス郊外の洋館に集められる。完全に外界と遮断した上で翻訳を開始するが、冒頭10ページが流出する事件が起こり、お金を払わなければ、残りのページも流出させるという脅迫事件が起こる。

 

 

9人の翻訳家 囚われたベストセラー (字幕版)

9人の翻訳家 囚われたベストセラー (字幕版)

  • レジス・ロワンサル
  • スリラー
  • ¥2037

 

 

・レジス・ロワンサル監督は、1998年『Madame Dron』で映画監督デビューをしています。その後、ドキュメンタリー作品やPVを手掛け、2012年『タイピスト!』で長編映画監督デビューをしています。

・ランベール・ウィルソンは、1977年「ジュリア」で映画デビューをし、2003年「マトリックス・リローデッド」のメロヴィンジアン役を演じています。歌手としても活躍しています。

・オルガ・キュリレンコは、ウクライナ出身の女優で、ファッションモデルとしてキャリアを積み、2005年『薬指の標本』で映画初出演をしています。2005年007シリーズ第22作目『007 慰めの報酬』でボンドガールも務め、様々な作品に出演をしています。

・アレックス・ロウザーは、16歳で舞台俳優として デビューしています。その後、2014年『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』で注目され、ドラマや映画で活躍しています。

・物語は、世界的人気作「デダリュス」の完結編の世界同時販売を目指し、とある洋館で軟禁されながら、翻訳を行うが、厳密に管理していながらも、原作の流出が起こり、脅迫事件へと発展する。その事件の犯人は9人の中にいると考えたアングストーム社長は、9人に対して、犯人探しを始めるストーリーです。

・序盤は、とある火事の映像から始まりますが、これは本作のしっかりとした布石となります。

・そして、世界的な注目作「デダリュス」の完結編の世界同時発売を発表するアングストーム社長の演説があり、そこから、集められた9人の翻訳家が軟禁されつつも、翻訳活動を開始します。

・本作は、「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズのダン・ブラウン第4作目「インフェルノ」の翻訳の際に実際に行われたことをヒントに制作された映画です。

・その2ヶ月後に刑務所で対話をする社長が出てきます。

・対話の相手はわからないという演出ですが、中盤以降で、それがわかってきます。

・ここにも、ミスリードがあり、演出がうまいです。

・集められた9人の翻訳者は、それぞれ得料があり、人物の個性があるので、それぞれの立場はとても理解しやすくできています。

・ロシア語、イタリア語、デンマーク語、スペイン語、英語、ドイツ語、中国語、ポルトガル語、ギリシャ語の翻訳者が登場しており、日本語はやはりマイノリティなのだとわかります。

・この言語の違いは中盤以降にちょっとだけ布石がありますが、字幕版で本作を観ている場合は、ちょっと理解がややこしいかもしれません。

・中盤以降は種明かしとなっていきますが、そのトリック自体も、何度かミスリードが仕掛けられており、終盤まで一気に観られます。

・多少、突っ込みどころもありますが、日本製のコピー機がすごいということはよくわかります。

・105分という時間でサクッと観られるミステリーでもあり、フランス・ベルギー合作の映画でもありますが、退屈にならない演出で良作かと思います。

 

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【日本映画】「はるヲうるひと〔2019〕」を観ての感想・レビュー

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【監督】佐藤二朗
【出演】山田孝之/仲里依紗/今藤洋子/笹野鈴々音/駒林怜/太田善也/向井理/坂井真紀/佐藤二朗/
【個人的評価】★★★☆☆

 

【あらすじ】場所はとある島。ここでは閉塞感のある環境で、ここで一生を過ごし、女性はこの島で売春を行っている生活を送っていた。

 

 

 

 

・佐藤二朗監督は、広告代理店で仕事をしながらも、劇団ユニット「ちからわざ」を旗揚げし、その後、劇団「自転車キンクリート」にも入団しています。1983年「アイコ十六歳」で映画デビューをし、テレビや映画などヒトクセある雰囲気のある俳優です。

・山田孝之は、1999年『サイコメトラーEIJI2』で俳優デビューをし、2003年『WATER BOYS』でテレビドラマ初主演をしています。2005年『電車男』で映画初主演をし、その後ヒトクセある性格俳優として、様々な作品に関わっています。

・仲里依紗は、小学館『ちゃお』の「ニーナをさがせ!!モデルオーディション!!」で特別賞を受賞し、芸能界入りしています。2006年『時をかける少女』で声優を行い、2010年には、実写版『時をかける少女』の主演を演じています。2006年「アイランド タイムズ」で映画デビューをしており、テレビドラマや映画で活躍をしています。個人的にはこの独特な声質がツボではあり、女性らしさがあるものの、どこか芯のある感じが良いです。

・原作は佐藤が主宰する演劇ユニット「ちからわざ」で2009年に初演した同名舞台劇です。

・物語は、架空の売春島で暮らす人々の物語で、置屋「かげろう」を営む真柴家の長男と次男と長女とその周辺の人を中心したストーリーです。

・色々とモヤモヤするところはありますが、なかなか重たい内容の映画です。

・仲里依紗のよっぱらいの演技はうまいとは言い難いです。

・佐藤二朗が普段のテレビ番組の雰囲気と違い、かなりヒドイ感じの役を演じていますが、それはそれで良いのかもしれません。

・中盤で佐藤二朗と山田孝之の対話シーンがあります。2人だけの対話となりますが、なんというか、独特な空気感があり、なんとなく凄みのない中で、凄みを感じます。

・言っていることが伝わらないと思いますが、佐藤二朗の独特の存在感がそうしているのかもしれません。

・家族と家族ではない人の同居生活を描いているのですが、その内容としての束縛感を感じてしまい、感情の拠り所を探すのが大変な作品でもあります。

・むしろ、感情移入できる登場人物はいないといってよいので、山田孝之・仲里依紗・佐藤二朗をみる映画と考えるのが良いです。

・万人にはおすすめできないのですが、佐藤二朗のちょっと違う一面が観られる映画です。

 

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佐藤二朗なう (AMGブックス)

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  • 作者:佐藤二朗
  • アミューズメントメディア総合学院/AMG出版
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【日本映画】「孤狼の血 LEVEL2〔2021〕」を観ての感想・レビュー

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【監督】白石和彌
【原作】柚月裕子
【出演】松坂桃李/鈴木亮平/村上虹郎/西野七瀬/音尾琢真/早乙女太一/渋川清彦/毎熊克哉/筧美和子/青柳翔/斎藤工/中村梅雀/滝藤賢一/矢島健一/三宅弘城/宮崎美子/寺島進/宇梶剛士/かたせ梨乃/中村獅童/吉田鋼太郎/
【個人的評価】★★★★☆

 

【あらすじ】主人公 日岡は、暴力団組織を取り締まる捜査を行う刑事。3年前に先輩の伝説のマル暴刑事 大上とともに捜査をしたものの、抗争に巻き込まれて殺害された先輩の意思を継ぎ、暴力団と対立していく。

 

 

 

 

・白石和彌監督は、助監督経験を経て、「ロストパラダイスイントーキョー」で長編デビューをし、その後、良作を作り続けている監督で、個人的に好きな監督の1人です。

・松坂桃李は、2008年にオーディションでグランプリを受賞し、『FINEBOYS』専属モデルで芸能活動、その後、2009年『侍戦隊シンケンジャー』でテレビドラマ初主演をし、多数のテレビや映画に出演しています。

・鈴木亮平は、大学で演劇サークルに入り、そこで役者の道を進むことを決断します。2006年『レガッタ〜君といた永遠〜』で俳優デビューをし、2007年『椿三十郎』で映画初出演をしています。その後、2014年のNHK朝の連続テレビ小説『花子とアン』でヒロインの相手役を務め、2018年には、第57回NHK大河ドラマ『西郷どん』で大河ドラマ初出演にして初主演をしています。テレビや映画で活躍をし、存在感のある演技に定評があります。

・村上虹郎は、父 村上淳、母 UAを持ち、2014年『2つ目の窓』で映画初出演で主演をしています。2015年『天使のナイフ』でテレビドラマ初主演をし、テレビや映画で活躍している俳優です。

・原作は、柚月裕子の小説となっており、本作は、映画用の完全オリジナルストーリーとなっています。

・物語は、広島の架空の都市で、警察とヤクザの争いを描いた作品で、本作は、前作から3年後の世界となっています。

・前作では、役所広司演じる伝説の刑事 大上のインパクトが非常に強いながら、その影で徐々に成長してきた日岡が主人公となっています。

・やはり、広島弁を使いながら、ヤクザの抗争を取り仕切る刑事という役どころは、前作の印象とは違い、凄みが効いていて大上を彷彿とします。

・序盤は、前作から数年経過後の尾谷組と加古村組の抗争終結後の残党が再度、抗争を始めようとしています。

・そこで関係してくるのは、今回の中心人物となる鈴木亮平が演じる上林となります。

・各派閥の関係性を理解するには、前作「孤狼の血」を観ておくほうが絶対に良いです。

・なお、前作の主役は、役所広司演じる大上刑事であってよいと思いますが、本作は、ほぼ群像劇的なところでもあります。

・「写ルンです」を使っての写真撮影を行っているところで、時代感を感じます。このあたりの時代考証もあり、本作は、1991年頃の物語設定となっています。

・上林の非情っぷりが半端ないシーンが多いのですが、本作は、このようなバイオレンスというよりも、暴力団を抑えるために、刑事が奔走するところが魅力だったように思います。少なくとも、前作では、大上がその役回りとなり、物語を引っ張っていましたが、本作では、もう大上はいません。

・「わしゃ、はなから兄貴と取引するつもりはにゃあで」

・「人間の生命ってすごいもんやのう」

・鈴木亮平演じる上林は相当な極悪っぷりでもあり、容赦ない感じはあります。

・が、中盤で、チンタが追われるシーンでは、上林がこうなった理由もわからなくはないです。いや、多分この悲しみは伝わらないのかもしれませんが、上林自身がねじ曲がってしまったことについては、それぞれに理由はあります。

・日岡の痩せこけた感じや強引なところは、前作の大上の印象はありますが、線の細さも感じます。

・「黙って座っとけよ」

・滝藤賢一の眼力がスゴいです。

・「わしら、相棒じゃないの」

・前作の「孤狼の血」から継続したストーリーとなりますが、ある程度の登場人物が継続しているだけで、本編だけでも、楽しめないことはないです。ただし、やはり、「仁義なき戦い」のアンサー的な本作を考えると、順を追って理解していくほうがよいです。

・どうしても前作と比較してしまうところがありますが、どちらかといえば、今回は、暴力団側の事情が多く描かれ、警察側は、完全に犬のような感じがあります。

・決して駄作ではないのですが、今回はエンタティメントに媚びてしまった印象もあり、前作の孤高さが、薄れてしまったようにも思います。

・さらなる続編もあり得るのかもしれませんが、「アウトレイジ」のようにトーンダウンしていくのであれば、スパッと完結で良いのかもしれません。

 

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孤狼の血

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  • 役所広司
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【洋画】「コンティニュー〔2021〕」を観ての感想・レビュー

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【監督】ジョー・カーナハン
【出演】フランク・グリロ/メル・ギブソン/ナオミ・ワッツ/アナベル・ウォーリス/ケン・チョン/ウィル・サッソ/セリーナ・ロー/メドウ・ウィリアムズ/ミシェール・ヨー/
【個人的評価】★★★☆☆

 

【あらすじ】主人公 ロイは、元デルタフォース特殊部隊員。毎朝、謎の殺し屋に狙われて起きる日を何度も繰り返してきた。何度も殺されるタイムループにはとある謎があり、その計画を阻止するためにある行動を開始する。

 

 

コンティニュー (字幕/吹替)

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  • Joe Carnahan
  • アクション/アドベンチャー
  • ¥2037

 

 

・ジョー・カーナハン監督は、1998年『ブラッド・ガッツ』で長編映画監督デビューをし、その後、『NARC ナーク』『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』『THE GREY 凍える太陽』などを制作しています。

・フランク・グリロは、1992年「マンボ・キングス/わが心のマリア」で映画初出演をし、2011年「ウォーリアー」で注目をされます。ジョー・カーナハン監督作品に多数出演しています。2019年にはマーベル・スタジオとの契約で『アベンジャーズ/エンドゲーム』以降、5本の作品への出演が予定されています。

・メル・ギブソンは、アメリカ生まれながら、オーストラリアに移住し、そこで演劇を学び、1979年「マッドマックス」で人気俳優となり、監督業としても、頭角を現し、監督2作目の「ブレイブハート」で、アカデミー作品賞と監督賞を受賞しています。

・本作は2012年に「Continue」という題名で制作が発表されましたが、企画が進まず、2021年にやっと公開までこぎつけています。なお、撮影自体は2018年に行われています。

・物語は、主人公は、元デルタフォースの特殊工作員。毎朝、とある殺し屋に襲われる日を何度も繰り返すタイムループをしている。そのことにはとある計画があり、その計画を阻止するために、行動するストーリーです。

・序盤から、朝、殺し屋から襲われるシーンから開始します。

・すべての行動を先読みして、あっという間に対処しますが、なぜそのようなことができるのかは、そのまま説明されます。

・つまり、何度もタイムループして、死んだらその時点でまたその日をやり直す状況に陥っています。

・『オール・ユー・ニード・イズ・キル』でもタイムループ的な物語となっていますが、それが本作のルールでもあります。

・元妻からタイムループの謎を聞くことで、その謎と陰謀を解いていこうとします。

・主人公 ロイの視点だけで展開するわけでなく、ほかのキャラクターの動きも描かれます。

・とはいえ、結局同じ時間をループするロイがどのようにこの構造から抜け出ていくのかがポイントで、中盤以降、その反撃が行われていきます。

・「もしもあの時こういう行動をしていれば」という行動のリセットの現象を逆手にとり、何度もプレイしてクリア方法を見出していきます。

・何度も殺されることを繰り返し、途中嫌気が差して、何もせずに殺されるだけということにもなりますが、相手の裏をかく手段で、再度最適な選択をしながら、このループ構造の先へ進んでいきます。

・実際、こういうことが自分に降り掛かったら、当然、生き延びるのが無理とは思いますが、そこは映画なのと、設定上、デルタフォース特殊部隊というところから、きっちりと解決をしていきます。

・メル・ギブソンが出演していますが、メル・ギブソンとナオミ・ワッツ対話のシーンでは、どう見ても同じ時間で撮影をしていないようで、巧みにそれぞれの代役が演じているように、肩越しや首から下だけ映すということで、うまく編集をしています。

・スケジュールの都合なのか、共演NGなのかはわかりませんが、妙に不思議なシーンでもあります。

・メル・ギブソンは、最近は、こういう役どころが多い気がしますが、正統派な役どころよりも、ちょっと悪役っぽい方がよいのかもしれません。

・タイムループ作品は最近映画作品に多い傾向ですが、もうヒトヒネリあったほうが面白かったかもしれないです。

 

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