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【洋画】「9人の翻訳家 囚われたベストセラー〔2021〕」を観ての感想・レビュー

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【監督】レジス・ロワンサル
【出演】ランベール・ウィルソンオルガ・キュリレンコ/アレックス・ロウザー/シセ・バベット・クヌッセン/リッカルド・スカマルチョ/
【個人的評価】★★★★☆

 

【あらすじ】世界待望のミステリー小説「デダリュス」の第3作の完結編を各国同時発売を行うため、9人の翻訳家がフランス郊外の洋館に集められる。完全に外界と遮断した上で翻訳を開始するが、冒頭10ページが流出する事件が起こり、お金を払わなければ、残りのページも流出させるという脅迫事件が起こる。

 

 

9人の翻訳家 囚われたベストセラー (字幕版)

9人の翻訳家 囚われたベストセラー (字幕版)

  • レジス・ロワンサル
  • スリラー
  • ¥2037

 

 

・レジス・ロワンサル監督は、1998年『Madame Dron』で映画監督デビューをしています。その後、ドキュメンタリー作品やPVを手掛け、2012年『タイピスト!』で長編映画監督デビューをしています。

ランベール・ウィルソンは、1977年「ジュリア」で映画デビューをし、2003年「マトリックス・リローデッド」のメロヴィンジアン役を演じています。歌手としても活躍しています。

オルガ・キュリレンコは、ウクライナ出身の女優で、ファッションモデルとしてキャリアを積み、2005年『薬指の標本』で映画初出演をしています。2005年007シリーズ第22作目『007 慰めの報酬』でボンドガールも務め、様々な作品に出演をしています。

・アレックス・ロウザーは、16歳で舞台俳優として デビューしています。その後、2014年『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』で注目され、ドラマや映画で活躍しています。

・物語は、世界的人気作「デダリュス」の完結編の世界同時販売を目指し、とある洋館で軟禁されながら、翻訳を行うが、厳密に管理していながらも、原作の流出が起こり、脅迫事件へと発展する。その事件の犯人は9人の中にいると考えたアングストーム社長は、9人に対して、犯人探しを始めるストーリーです。

・序盤は、とある火事の映像から始まりますが、これは本作のしっかりとした布石となります。

・そして、世界的な注目作「デダリュス」の完結編の世界同時発売を発表するアングストーム社長の演説があり、そこから、集められた9人の翻訳家が軟禁されつつも、翻訳活動を開始します。

・本作は、「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズのダン・ブラウン第4作目「インフェルノ」の翻訳の際に実際に行われたことをヒントに制作された映画です。

・その2ヶ月後に刑務所で対話をする社長が出てきます。

・対話の相手はわからないという演出ですが、中盤以降で、それがわかってきます。

・ここにも、ミスリードがあり、演出がうまいです。

・集められた9人の翻訳者は、それぞれ得料があり、人物の個性があるので、それぞれの立場はとても理解しやすくできています。

・ロシア語、イタリア語、デンマーク語、スペイン語、英語、ドイツ語、中国語、ポルトガル語ギリシャ語の翻訳者が登場しており、日本語はやはりマイノリティなのだとわかります。

・この言語の違いは中盤以降にちょっとだけ布石がありますが、字幕版で本作を観ている場合は、ちょっと理解がややこしいかもしれません。

・中盤以降は種明かしとなっていきますが、そのトリック自体も、何度かミスリードが仕掛けられており、終盤まで一気に観られます。

・多少、突っ込みどころもありますが、日本製のコピー機がすごいということはよくわかります。

・105分という時間でサクッと観られるミステリーでもあり、フランス・ベルギー合作の映画でもありますが、退屈にならない演出で良作かと思います。

 

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