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【日本映画】「地獄の花園〔2021〕」を観ての感想・レビュー

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【監督】関和亮
【原作】バカリズム
【出演】永野芽郁広瀬アリス菜々緒川栄李奈大島美幸勝村政信松尾諭丸山智己遠藤憲一小池栄子
【個人的評価】★★★☆☆


【あらすじ】主人公 直子は、ごく普通のOL。会社の裏では、OL同士が派閥を作り、社内闘争と社外のなわばり争いが起こっていた。そんな中、中途採用されたOL 蘭は、最強なOLで、一日にして社内の派閥を治めてしまう。

 

 

地獄の花園

地獄の花園

 


関和亮監督は、ミュージックビデオ等で活躍をし、Perfumeの初期のPVやビジュアルを手掛けています。CMやドラマを手掛けて折、2015年『Living Behavior 不可思議/wonderboy 人生の記録』で映画監督デビューをしています。

永野芽郁は、NHK連続テレビ小説半分、青い。』でヒロインを演じており、今後の活躍に期待できます。なお、好きなお笑い芸人は「なかやまきんに君」だそうです。

広瀬アリスは、モデルとしてスカウトされ、2009年『Seventeen』の専属モデルとなっています。2010年の『明日の光をつかめ』でテレビドラマデビューをしており、2014年『銀の匙 Silver Spoon』で映画デビューもしています。妹は広瀬すずで、広瀬アリスのアリスは芸名で、名付けた理由は不明とのこと。本名は「広瀬 晶」です。

バカリズムは、1995年から2005年まで活動していたお笑いコンビ名ではありますが、現在は、コンビを解消をして、コンビ名を引き継いでいます。ソロ芸人となった以降は、フリップ芸や大喜利で人気を博しています。

・主題歌は、LiSAの「Another Great Day!!」で、作曲は松本孝弘(B'z)です。

・物語は、普通のOLの主人公と、社内派閥で争うヤンキーOLたちの争いを描いたコメディストーリーです。

・序盤から、普通のOLの生活が描かれ、直子視点の生活が独白で描かれます。

・ヤンキーOLが登場し始めると、コント感が出てくるのがわかりますが、その要素をさも自然に見せるところが、本作の良いところで、「翔んで埼玉」の見せ方よりも、作り込まれた感ではない、きっちりとした説得力で描かれているところが良いです。

・中盤までは、社内派閥と、中途採用の蘭の争いが描かれますが、普通にしたいOLと派閥を争うヤンキーOLという図式となり、コミカルに描かれます。

・もともと、バカリズムが原作となっており、シュールな設定で笑いを作る点については、コント感覚で良いです。

遠藤憲一がとても楽しそうな感じがします。

・中盤で乱闘するところは、お台場でもあり、かなりな破天荒な撮影だったなぁとは思います。

・「そんなにたくさんないからさ、喧嘩しないで食べてね。」

・中盤以降は、序盤で積み重ねたシュールなコントの応用編となる構造です。

・コントの構造として、どのくらいの長さが心地よいのか?というところが重要であり、描ききるちょっと前の寸止めで止めるところで、観ている側を煽る感じで良いオチとなるのかと思います。

・発想としては、「架空OL日記 」にも通じるところがあり、観ている対象に対してその対象に身近な話題を180度違う視点を持ち込んで笑いを作る手法でもあり、面白くないと感じる人は、その対象に近い位置にいる人なのかもしれません。

・制作側の意図と反するように見えますが、実際、「何かを揶揄っている」点に対し、どう共感するのかで、その感覚の受け入れ方が変わるのかと思います。

・むしろ、カテゴライズされた文法として上澄みだけを判断する立場な人には受け入れやすいのかと思います。

・ちなみに。典型的な漫画展開を考えると、「ベラベラしゃべるほうが負ける」というルールが「あるある」ですが、この点は語られません。

・ヤンキーが好んで着ている洋服が妙な動物キャラの服という点も「あるある」ですが、あの主張は何なのかがよくわかりません。

・終盤、広瀬アリスが倒れるときのネックレスの動きはちょっと気になります。

・細かいツッコミどころは多いのですが、102分のバカリズムのコントと思えばよいのかと思います。

・102分のコントが良いのか悪いのかは観た人が感じればよいかと思いますが、多少出オチ感はあります。

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