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【日本映画】「罪の声〔2020〕」を観ての感想・レビュー

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【監督】土井裕泰
【出演】小栗旬星野源松重豊古舘寛治市川実日子火野正平/宇崎竜童/梶芽衣子

【個人的評価】★★★☆☆

 

【あらすじ】主人公 阿久津英士は新聞記者として、昭和最大の未解決事件の調査をする特別企画班に配属される。そこで、30年前の事件での真相を追う。一方、京都で仕立て屋を営んでいる曽根俊也は、父の遺品からカセットテープを見つける。

 

 

罪の声

罪の声

 

 

土井裕泰監督は、高校時代から8ミリ映画を作成しており、大学卒業後、TBSに勤務し、テレビドラマを手掛けています。『愛していると言ってくれ』『ビューティフルライフ』『GOOD LUCK!!』『逃げるは恥だが役に立つ』などを手掛けており、近年では映画制作も行っています。

小栗旬は、小学校6年のときにオーデディションに合格し、役者としてのキャリアを開始しています。1998年『GTO』でテレビドラマに初出演し、その後、舞台やテレビで活躍をし始めます。主演作『キサラギ』『クローズZERO』のヒットで評価され、数多くの作品で印象ある役どころを努めています。

星野源は、中学の頃に演劇とギターを始め、高校生のときに劇団大人計画の舞台を見て、同劇団で活動を始め、テレビブロスの連載をきっかけに知り合った細野晴臣の勧めで、2010年にソロミュージシャンとして活動をします。俳優やミュージシャンと多彩な才能を発揮している人です。

・実際に発生した「グリコ・森永事件」をモチーフとしているストーリーです。

・第44回日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞

・物語は、実際に発生した「グリコ・森永事件」をモチーフとして、脅迫電話の声の謎と、事件の真相を描いたストーリーです。

・序盤より、淡々と物語描かれていきますが、カセットテープの音声を見つけてから、物語が動き始める印象があります。

・新聞記者の阿久津と仕立て屋の曽根は物語の中心人物になりますが、実際には「グリコ・森永事件」自体が本作の主役でもあります。

・とはいえ、未解決のまま時効となって事件でもあり、詳細は犯人以外知り得ないところかと思います。

・本作の内容は、あくまで「こんなのじゃないかなぁ」という仮説に基づいた内容なので、その部分でのリアリティを追求する話ではありません。

・丁寧に物語は描かれているものの、現在と過去、阿久津と曽根のそれぞれの視点での描かれ方もされるので、多少混乱はしてしまうかもしれません。

・やはり注目できる点は、電話の声の録音テープであり、キツネ目の男とともに、数少ない事件の証拠ではあります。

・実際の時効の際にも、数々の検証番組が当時放送されていましたが、本作の事件の内容として、やはりこれだけの証拠がありながらも、犯人特定できなかったところには、本作の内容が、仮説とはいえ、しっくりするところはあります。

・問題は、あくまで仮説でもり、そして、ミステリーや家族愛的なところに着地している点には、言葉にしづらいモヤモヤ感があります。

・やはり、仮説は仮説だけに、物語も、創作ではあるところに、そのような複雑な気分が交じるのかと思います。

・142分というちょっと長い作品ではありますが、丁寧に描かれてもいるので、見失うことはないと思います。

 

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