ロクカジョウ [映画や商品を紹介]

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【マンガ】「ベルセルク〔1989〕」ってなんだ?

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【作者】三浦建太郎
【連載】ヤングアニマル白泉社
【個人的評価】★★★★☆
 
【あらすじ】世界観は指輪物語のような感じと言えばいいだろうか。しかしゴッドハンド、使徒などの異形物の存在の設定が単純に中世ファンタジーと言い難くさせているのが大きな大きな特長のファンタジー系漫画作品
 
 

永井豪の「デビルマン」を匂わせる悪魔と神の関係が見え隠れして、ストーリーの壮大さを感じる。ゴッドハンドや使徒などの棲み家である幽界の描写にはH・R・ギーガーの影響を感じる。
 
・黄金時代と呼ばれる3~14巻の展開と作画には舌を巻くほど素晴らしい。
 
・鎧甲冑の描き込みや、モブシーンの細かさに圧倒される。コマの構成も凄い。
 
・主人公(ガッツ)は決して正義という大義がある訳でなく、時に題名「ベルセルク(狂戦士)」の如くの活劇に驚かされる。
 
・そんな主人公や他のキャラクターには個人的には感情移入できないが、かといって豪快さと異形さに引き込まれる。
 
・主人公(ガッツ)の持つ剣の表現がまた仰々しい
 
・「それは剣というにはあまりにも大きすぎた 大きくぶ厚く重く そして大雑把すぎた それは正に鉄塊だった」
 
・かれこれ20年近くの連載になるのだが、結局結末の予想がつかない。正直、主人公には救いがない気がする。
 
・主人公(ガッツ)の背負う業の重さなど尋常ではなく、ハッピーエンドを望むような読者にはおすすめできない。
 
井上雄彦の「バガボンド」も感情移入のしにくい漫画で、かつ劇画タッチであり、共通点も多いが、「ベルセルク」の鬱さ加減は比にならない。
 
・すべては三浦建太郎因果律の元に展開するんだとは思うのですが、「黄金時代~蝕」の展開から察するに壮絶な幕引きをするのだろうと思う。とりあえずは無事に完結してほしい。
 
・あと、アニメも制作されてはいるが、迫力で言えば、漫画に勝ててない。音楽はP-MODEL平沢進である。
 
 

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