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【日本映画】「ひかりのたび〔2017〕」を観ての感想・レビュー



【監督】澤田サンダー
【出演】志田彩良/高川裕也/瑛蓮/杉山ひこひこ/萩原利久/山田真歩/浜田晃/
【個人的評価】★★★☆☆

【あらすじ】主人公 奈々は、父親の仕事の関係で、転校を続ける女子高生。父親は地方都市で不動産業を営んでいたが・・・。

 

 

 

 

・澤田サンダー監督は、20歳ごろから脚本を書き始め、2010年に34歳で東京芸術大学大学院に入学し、映画の勉強をします。2011年「惑星のささやき」で映画監督デビューをしており、様々な評価を得ます。2017年「ひかりのたび」で商業映画監督デビューをしています。

・志田彩良は、小学生のときにスカウトされ、2013年より『ピチレモン』で専属モデルとして活躍します。2014年短編映画「サルビア」で女優デビューをし、2017年「ひかりのたび」で長編映画デビューをしています。テレビドラマや映画とさまざまなジャンルで活躍する女優です。

・物語は、父親の仕事で転々としている父娘の関係とその暮らしを描いたストーリーです。

・本作は、全編モノクロームで描かれておりながら、その明暗の感じが繊細を表現しており、モノクロながらも美しさのある印象です。

・父と娘の関係を描いた作品でもありますが、父親の仕事はあまり娘は知らないということで、この父娘の関係にストーリーのポイントがあります。

・志田彩良が純粋な高校生として演じている点は、年齢と一致していた時期だからこそ、自然さがあるような気もします。

・淡々としたストーリー展開でもあり、地味な内容ではありますが、志田彩良を観るには良い作品かと思います。

・話が進むにつれて、その関連性が明確になってくるので、この展開を掴みきれるかどうかが本作のポイントです。

・まずは、志田彩良の魅力で本作を観るという入り方でもなんの問題もないかとおもいます。

 

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