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【洋画】「ペイン・アンド・グローリー〔2020〕」を観ての感想・レビュー

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【監督】ペドロ・アルモドバル
【出演】アントニオ・バンデラスペネロペ・クルス
【個人的評価】★★★☆☆

 

【あらすじ】主人公 サルバドールは、世界的な映画監督。引退同然のような生活をしていたが、32年前に監督した作品の上映依頼があり、その際に昔の友人と再会する。彼とは昔にトラブルがあり、過去と現在を織り交ぜながら物語が紡がれる。

 

 

 

 

ペドロ・アルモドバル監督は、スペインの映画監督で、1974年最初の短編映画を制作し、1980年「Pepi, Luci, Bom y otras chicas del montón」が初の長編作品となります。1988年『神経衰弱ぎりぎりの女たち』でヴェネツィア国際映画祭脚本賞を受賞し、その後、『ハイヒール』『キカ』等を発表し、1999年『オール・アバウト・マイ・マザー』でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞しています。独特な語り口の作風が多く、その割にはとても観やすい作品が多いです。

アントニオ・バンデラスは、1982年『セクシリア』で映画デビューをし、1995年『デスペラード』で人気となります。個性的でありながらもアクションから演技派まで、器用な俳優です。

アントニオ・バンデラスは2019年・第72回カンヌ国際映画祭で主演男優賞を受賞しています。

・物語は、主人公の映画監督が昔に監督した作品の再上演を依頼され、そのことから、過去の自分を回想していくストーリーです。

・主人公は引退した映画監督ということで、ちょっとニヤリとさせる設定で、とはいえ、ペドロ・アルモドバル自身であるようなそうでないようなはぐらかし感があります。

・ほぼ監督の自伝となる作品ですが、ペドロ・アルモドバルの感性とアート作品のコレクターと言う点で、映像的にこだわり感を感じます。

・主人公視点の物語ではありますが、過去と現在を行き交うので、多少難解に感じてしまう点もありますが、もともと「わかりやすい難解な作品(※なにを言っているのかわからないのかもしれませんが。)」を作るペドロ・アルモドバル監督なので、しっかりとヒントは描かれています。

・終盤で大体の作品の骨格がずしりと見えてくるところがあり、「自伝のようで自伝ではない」というような印象をうけました。

・2021年で71歳となるペドロ・アルモドバル監督なので、万が一「遺作」となった場合は、それはそれで出来すぎた遺作とも言えます。

 

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