【発表】2020年 9月2日〜9月12日
【会場】イタリア リド・ディ・ヴェネツィア
・ヴェネツィア国際映画祭は、国際映画祭としては最初ともいわれる映画祭で、最も歴史の古い国際美術展であるヴェネツィア・ビエンナーレの第18回の映画部門として設立されています。
・カンヌ国際映画祭・ベルリン国際映画祭と並ぶ世界三大映画祭のひとつで、世界最古の歴史を持つ映画祭です。
・第64回（2007年）では、北野武監督『監督・ばんざい!』にちなんだ『監督・ばんざい！賞』(Glory to the Filmmaker! award) が創設され、北野監督が第1回受賞者となっています。
・1982年、50周年記念行事で歴代グランプリ作品中最高の作品「獅子の中の獅子」栄誉金獅子賞 (Career Golden Lion) に黒澤明の『羅生門』が選ばれています。
・第77回 ヴェネツィア国際映画祭〔2020〕の受賞作品は下記になります。
【金獅子賞（最優秀作品賞）】
『ノマドランド』（アメリカ） クロエ・ジャオ監督
【銀獅子賞（審査員大賞）】
『ヌエボ・オルデン（原題） / Nuevo Orden』（メキシコ、フランス） ミシェル・フランコ監督
【銀獅子賞（最優秀監督賞）】
『スパイの妻』（日本） 黒沢清監督
【最優秀女優賞】
ヴァネッサ・カービー 『ピーシズ・オブ・ア・ウーマン（原題） / Pieces of a Woman』（カナダ、ハンガリー）
【最優秀男優賞】
ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ 『パドレノストロ（原題） / Padrenostro』（イタリア）
【最優秀脚本賞】
チャイタニヤ・タームハネー 『ザ・ディサイプル（原題） / The Disciple』（インド）
【審査員特別賞】
『ディア・コムラーツ（英題） / Dear Comrades』（ロシア） アンドレイ・コンチャロフスキー監督
【マルチェロ・マストロヤンニ賞（最優秀新人賞）】
ルーホッラー・ザマニ 『サン・チルドレン（英題） / Sun Children』（イラン）
