ロクカジョウ [映画や商品を紹介]

様々な作品・商品をカジョウ書き(箇条書き)にて紹介します。

【洋画】「クリフハンガー フォールアウト 〔2022〕」を観ての感想・レビュー



【監督】ハワード・J・フォード 
【出演】ブリタニー・アッシュワース/ベン・ラム/ネイサン・ウェルッシュ/ルイス・ボイヤー/
【個人的評価】★★★☆☆

 

【あらすじ】主人公 ケリーは、友人のソフィーと標高3200mのアンテラオ山にロッククライムを楽しみに来る。そこで出会った男たちに暴行されてしまい、ソフィーは死んでしまう。その現場を目撃したケリーは男たちに狙われる。

 

 

クリフハンガー フォールアウト (字幕/吹替)

クリフハンガー フォールアウト (字幕/吹替)

  • ハワード・J・フォード
  • ドラマ
  • ¥2037

 

 

・ハワード・J・フォード監督は、イギリスの映画監督で、「ザ・デッド インディア」「ゾンビ大陸 アフリカン」などを監督しています。

・ブリタニー・アッシュワースは、2007年「Mrs Ratcliffe's Revolution 」で映画デビューをしており、映画やTVで活躍するイギリスの女優です。

・アメリカ映画な感じがしますが、イギリス映画です。

・シルベスター・スタローン主演の1993年「クリフハンガー」とは一切関係がなく、そもそも原題は、「The Ledge」です。

・本作は、女性2人がロッククライミングを楽しみに来るも、そこで出会った男性グループに暴行されてしまい死んでしまう。その状況が撮影されていたことにより、主人公は、命を狙われるようになるストーリーです。

・序盤から、女友達2人が登山前のキャンプで男性4人組と出会います。そこで、とある事故が起こります。

・ほぼ仲間割れから起こる惨劇が多く、そもそもケリーはさほど何もしていない感はあります。

・特に、中盤以降で火だるまになるところはさすがにやりすぎ感もあります。

・そんなB級感が本作の売りでもあり、標高3200mの割には、意外と軽装だったりもするので、これまたモヤモヤします。

・根本的には、この男性4人組自体の発想がかなり貧困でもあり、クズさ加減が根本的な問題ではあります。

・主人公自体はきっちりとロッククライミングができるので、ある程度逃げ延びられるような感じもあり、そういう点では、さほど主人公に対する危機感は薄いです。

・86分なので、サクッと観られます。

 

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クリフハンガー/フォールアウト [DVD]

クリフハンガー/フォールアウト [DVD]

  • ブリタニー・アシュワース
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クリフハンガー (字幕版)

クリフハンガー (字幕版)

  • シルヴェスター・スタローン
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【洋画】「TUBE チューブ 死の脱出〔2022〕」を観ての感想・レビュー



【監督】マチュー・テュリ 
【出演】ガイア・ワイス/ペーテル・フランツェーン/
【個人的評価】★★★☆☆

【あらすじ】主人公の女性は、ヒッチハイクをして、突然とある狭い空間で目を覚ます。腕にはブレスレッドがあり、そのタイマーにより様々なトラップが発生する空間であった。

 

 

TUBE チューブ 死の脱出  (字幕/吹替)

TUBE チューブ 死の脱出 (字幕/吹替)

  • マチュー・テュリ
  • アクション/アドベンチャー
  • ¥2037

 

 

・マチュー・テュリ監督は、クエンティン・タランティーノ監督やリュック・ベッソン監督の下で助監督をして経験を積み、2018年「HOSTILE」で映画監督デビューをしています。

・ガイア・ワイスは、2012年「La Nuit」で映画デビューをし、映画やテレビで活躍しているフランスの女優です。

・物語は、突然狭い空間で目を覚ました主人公が排気管のような細いチューブを通り、その空間から脱出していくストーリーです。

・序盤は、道端に倒れていた主人公がヒッチハイクをして警備員の車に同乗するところから始まります。

・このドライバーは怪しさ満点なのですが、ここから唐突にとある空間に閉じ込められます。

・ここからは、本作の「TUBE チューブ」という題名の通りの展開となりますが、とにかく閉所恐怖症感が満載です。

・10分を示すような時計が腕につけられます。そこで細いチューブというような排気管を這いつくばって通っていきます。

・ある意味、閉所恐怖症の人には耐えられないところはあります。

・通路には様々なトラップがあるので、これもまたヤバい感じで展開しています。

・「ダイ・ハード」でマクレーン刑事が通気孔を通ってビルの中を捜索する、あの感じに似ています。

・途中、死体も出てきて、腐敗していない点についてはモヤモヤしますが、極限状態で這いつくばって動いていくので、そんなことを気にしていられないところはあります。

・「イカれたチューブ、それしかねぇ」

・中盤、とあるマーシンのようななにかが出てきますが、口から出てくるナニカはちょっとコントっぽいです。

・そこからマンネリ感を打破するようにこの空間が何たるかがわかり始め、主人公の過去が描かれます。

・そこから、絶体絶命のピンチからとあることに気が付き攻略法を見つけて進んで行くのですが、なんとなく「オール・ユー・ニード・イズ・キル」的要素も感じます。

・閉所恐怖症感もありますが、謎解き的なところが明確になってくる中盤以降は、ほぼクリアが約束された感があるようにみえて、一筋縄では終われないところもあります。

・「時間なんて、わすれたらいい」

・生理的グロさもあり、なかなか嫌な感じもありますが、一番イヤな感じなところは、閉所恐怖症感が満載であるというところです。

・ラストとこの仕掛の意味合いについてはモヤモヤしますが、「CUBE」や「ソウ」が好きな人には楽しめると思います。

 

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Best of TUBE

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【洋画】「クライ・マッチョ〔2021〕」を観ての感想・レビュー



【監督】クリント・イーストウッド
【出演】クリント・イーストウッド/エドゥアルド・ミネット/ドワイト・ヨアカム/
【個人的評価】★★★☆☆

【あらすじ】主人公 マイク・マイロは、かつてロデオ界のスターだった男性。落馬事故をきっかけに一家離散と落ちぶれ、競争馬の種付けで生活をしていた。ある日雇い主から息子のラフォを誘拐してくるように依頼される。

 

 

クライ・マッチョ (字幕/吹替)

クライ・マッチョ (字幕/吹替)

  • Clint Eastwood
  • ドラマ
  • ¥2546

 

 

・クリント・イーストウッド監督は、1954年『六つの橋を渡る男』のオーディションで落選し、不遇の時代を過ごしながらも、1955年『半魚人の逆襲』で映画デビューをしています。その後、1959年『ローハイド』でテレビドラマ出演し、人気となります。1964年「荒野の用心棒」は当たり役となり、西部劇シリーズに主演しています。1971年「ダーティハリー」でもヒットとなり、全5作が制作されています。1971年「恐怖のメロディ」で監督業も携わり、1992年『許されざる者』で第65回アカデミー賞監督賞、作品賞を受賞しています。2004年『ミリオンダラー・ベイビー』でもアカデミー賞監督賞と作品賞を受賞しています。90歳を超えてもなお監督や俳優業を続けている俳優です。

・エドゥアルド・ミネットは、6歳のときに短編映画に出演し、以後映画やテレビに出演している俳優です。

・物語は、昔、ロデオで有名だった主人公が、現在の仕事の雇い主に頼まれ、息子をメキシコから誘拐してくるように頼まれるストーリーです。

・序盤は、雇い主のところでラフォを連れ戻してくるように依頼されます。

・なんとなく、運び屋でも感じた「老人が仕事を依頼され、その仕事をこなす」という筋書きと同様な感じもします。

・「運び屋」のときにも感じた「まだまだ男性として現役感」が本作でもほんのり漂いますが、正直、90歳にもなろうとする御大ですので、そのあたりはほどほどで良いのかと思います。

・本作では、薬ではなく、人物となり、そこから、家族や継承することのメッセージが込められていきます。

・題名のマッチョは、スペイン語で「雄の〜」という、machoが変化した言葉となっています。

・日本の印象では、筋肉隆々等の肉体的な強靭さのイメージとなんとなくセクシャルなイメージのある印象となっています。

・「こんなイカれた帽子かぶりたくない」

・91歳の老人が素手で喧嘩するというのはなかなかすごいです。

・メキシコでの話なので、言語が英語ではなく、スペイン語となります。

・なお、メキシコでは、観光地であれば、英語は通じますが、首都のメキシコシティでも、英語が通じる場所は少ないらしいです。

・「そこにいろ、クソ野郎」

・拳銃を握るイーストウッドはなんとなく久々に観た気がします。

・「こいつはチキンじゃない、マッチョだよ。」

・物語のほとんどは、マイクとラフォの世代を超えた継承の物語ともいえ、物語の視点のブレも少ないのでとてもわかりやすい作品と言えます。

・アメリカの文化とちょっと異なり、やはり略奪や暴力も出てくるのですが、そのあたりは程々にそこそこにイーストウッド映画の感じがあり、「正義」であれば、特に何も恐れることはないというような感じも受けます。

・104分という上映時間でもあり、サラッと観られる作品ではありますが、やはりイーストウッドの映画に対する思い入れをその先に感じてもらいたい作品です。

・最後に、やはり題名はもうちょっと考えてほしかった気がします。(※邦題を考えてほしいというところです。)

 

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クライ・マッチョ(字幕版)

クライ・マッチョ(字幕版)

  • クリント・イーストウッド
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クライ・マッチョ(吹替版)

クライ・マッチョ(吹替版)

  • クリント・イーストウッド
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ビバ!マッチョ

ビバ!マッチョ

  • Bellwood Records Co., Ltd.
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【洋画】「アイス・ロード〔2021〕」を観ての感想・レビュー



【監督】ジョナサン・ヘンズリー
【出演】リーアム・ニーソン/ローレンス・フィッシュバーン/ベンジャミン・ウォーカー/アンバー・ミッドサンダー/

【個人的評価】★★★☆☆

【あらすじ】主人公 マイクはイラク戦争の帰還兵で、トラック運転手として生計を立てる男性。弟のガーティも帰還兵ながら、心的外傷がありともに暮らしていたが仕事を解雇されてしまう。鉱山会社の腕利きドライバーの募集に応募するが、その裏には陰謀があった。

 

 

アイス・ロード(字幕/吹替)

アイス・ロード(字幕/吹替)

  • ジョナサン・ヘンズリー
  • アクション/アドベンチャー
  • ¥2037

 

 

・ジョナサン・ヘンズリー監督は、テレビドラマ『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険』で映像作品に関わり、ダイ・ハード3では、脚本を手掛けています。1998年「アルマゲドン」では原案と製作総指揮に関わっています。2004年「パニッシャー」で初監督をしています。脚本、製作総指揮、監督と多彩な才能のある監督です。

・リーアム・ニーソンは、1981年『エクスカリバー』で映画デビューをし、『シンドラーのリスト』では、主演を演じ、アカデミー主演男優賞にノミネートされています。

・物語は、トラック運転手の主人公が仕事として凍結した湖を走り、鉱山に閉じ込められた作業員を救い出そうとするストーリーです。

・序盤からトラック運転手の募集としてあつまった主人公が描かれ、その事情が示されます。

・とはいえ、主人公がリーアム・ニーソンなので、だいたいのことは予測がつきます。

・氷のヒビ割れはかなり恐怖感があります。

・各所での描写がCG感満載なのですが、もう、最近のアクション映画では、こういう表現で作る方が予算もスケールも節約できるので良いのかもしれないのですが、リアルさを追求してほしいところはあります。

・序盤で、ローレンス・フィッシュバーンがさらっと退場しますが、なんとなくそれで終わりな感じはしません。

・3台のトラックで氷河を走破するのですが、トラックが横転するわ、ひび割れが起こるわと、危機感満載です。

・ワイヤーで横転したトラックをもとに戻しますが、都合よく氷は割れません。

・リーアム・ニーソンが主人公なので、アクションモノな感じを予測しますが、そういう系統ではないです。

・と、言いたいのですが、中盤より危機に巻き込まれ、いつものようにリーアム・ニーソンテイスト感が満載となります。

・中盤から、物語の全容が明らかになり始めますが、逆にちょっと複雑感もあるので、ここでしっかりと物語を把握しておく必要があります。

・「金なんかどうでもいい、頭にきた」

・こういうセリフとリーアム・ニーソンに言わせてしまうと、だいたいこの先の展開は予測がつきます。

・「見た目ほどでもないよ」

・とはいうものの、見た目ほどではあります。こういうビミョーなツッコミどころはB級作品樽ところにも思います。

・終盤はあれだけ深刻だった氷の上でのトレーラーアクションになりますが、都合よく割れないところはさすがです。

・他にも吊橋の重量制限など、とにかく「重さ」がポイントになる作品でもあり、色々の重量表現が描かれます。

・ストーリーはサクッと観られるところではありますが、重量というところをとても感じる作品ではあります。

 

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アイス・ロード(吹替版)

アイス・ロード(吹替版)

  • リーアム・ニーソン
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アイス・ロード [Blu-ray]

アイス・ロード [Blu-ray]

  • リーアム・ニーソン
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アイス・ロード(字幕版)

アイス・ロード(字幕版)

  • リーアム・ニーソン
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アイス・ロード [DVD]

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  • リーアム・ニーソン
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アイス・ロード

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【洋画】「ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ〔2021〕」を観ての感想・レビュー

【監督】アンディ・サーキス 
【出演】トム・ハーディ/ウディ・ハレルソン/ミシェル・ウィリアムズ/リード・スコット/ナオミ・ハリス/
【個人的評価】★★★☆☆

 

【あらすじ】主人公 エディは地球外生命体シンビオートのヴェノムに寄生されてしまうが、「悪人以外を食べない」という条件で共生をしながら生活していた。ある日、未解決事件の真相を追っていたときに、死刑囚クレタス・キャサディと再会する。クレタスは、エディが人間と異なることに気づく。

 

 

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(字幕/吹替)

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(字幕/吹替)

  • Andy Serkis
  • アクション/アドベンチャー
  • ¥2037

 

 

・アンディ・サーキス監督は、俳優として活躍し、1994年頃から映画デビューをしています。『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラムのモーションキャプチャー役も努め、2005年「キングコング」2011年「猿の惑星:創世記」でもモーションキャプチャー役をしています。2017年「ブレス しあわせの呼吸」で監督デビューをし、スター・ウォーズの最高指導者スノーク役としても活躍しています。

・トム・ハーディは、2001年『ブラックホーク・ダウン』でハリウッド映画デビューをし、その後、2012年『ダークナイト ライジング』で悪役ベインを演じ、2015年『マッドマックス 怒りのデス・ロード』では、主役のマックスを演じ、着実にキャリアを積み上げている俳優です。

・ウディ・ハレルソンは、父親がマフィアの雇われ殺し屋で、服役中に死去しています。本人自身は、演技を学び、テレビシリーズを経て、映画デビューをしています。『ナチュラル・ボーン・キラーズ』や『ラリー・フリント』等独特な役を演じて実力のある役者ですが、度々問題行動を起こしています。

・物語は、前作でヴェノムと共生する事となったエディが、死刑囚のシリアル・キラーと出会い、覚醒した死刑囚と対決をしていくストーリーです。

・ヴェノムは、マーベル・コミックのダークヒーローであり、凶悪な地球外生命体・シンビオートが、人間に寄生し、シンビオート同士が戦いを繰り広げる作品です。

・もともとはスパイダーマンの敵役でしたが、スピンオフ作品としてヴェノムとして描かれた作品です。

・序盤から、前作の経緯を知っている前提で物語が進むので、本作からヴェノムを観始めるのはおすすめしません。

・どうしても、ポスターグラフィックが気持ち悪い感がありますが、実際映画を観てみると、ヴェノム自体はコミカルなキャラクターで有ることがわかります。

・ヴェノムとカーネイジの対決が描かれていくわけで、非常にシンプルで、わかりやすさがあります。

・時間も98分というコンパクトなまとまりにもなっており、非常に観やすくできています。

・スパイダーマンとの関連もあるのですが、本作はあまり深く踏み込んでいませんが、お約束のようにエンディングは見逃さないほうが良いです。

・できれば、『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』を観る前に本作を観たほうが関連性の辻褄は合わせやすいです。

・サクッと観られる作品ではあるのですが、意外と観る順序はちょっと気にしたほうがよく、マーベル作品として、この関連性はさすがです。

 

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【洋画】「カオス・ウォーキング〔2021〕」を観ての感想・レビュー



【監督】ダグ・リーマン
【出演】トム・ホランド/デイジー・リドリー/マッツ・ミケルセン/ニック・ジョナス/
【個人的評価】★★★☆☆

 

【あらすじ】西暦2257年が舞台。人類は地球から離れ、新たな星「ニューワールド」にたどり着く。その星では、頭の中や考えが「ノイズ」となって見えてしまう。主人公 トッドはある日、死に絶えてしまった女性の星で、偶然宇宙船から日来した女性 ヴァイオラと出会う。

 

 

カオス・ウォーキング(字幕版)

カオス・ウォーキング(字幕版)

  • ダグ・リーマン
  • SF/ファンタジー
  • ¥2037

 

 

・ダグ・リーマン監督は、1994年「キル・ミー・テンダー 」で監督でデビューをし、2002年「ボーン・アイデンティティー」を手掛け、その後の「ボーン・シリーズ」を3作手掛けています。

・トム・ホランドは、イギリスの俳優で、2015年『マーベル・シネマティック・ユニバース (MCU)』でのスパイダーマン役に抜擢され注目されています。秘密を隠すことが苦手らしく、「アベンジャーズ」でのインタビュー時にネタバレしそうになったことが何度もあったようです。

・デイジー・リドリーは、イギリス出身の俳優で、2013年にデビューしており、後にスターウォーズ3部作の主人公として抜擢されています。

・本作は、パトリック・ネスによるSF小説「混沌(カオス)の叫び」3部作の第1部「心のナイフ」となっています。

・物語は、地球を旅立った人々が新たな星「ニューワールド」にたどり着くがその星では、考えたことがノイズとなって現れる星で、女性が死に絶えてしまったその場所で、偶然にも宇宙船から女性が迷い込むストーリーです。

・序盤から、考えがノイズとなって現れることで、考えていることがダダ漏れということがわかるようになっています。

・この発想は面白いのですが、実際に身の周りで起こるとちょっと嫌な感じがします。

・なんで女性が死に絶えてしまうのかというのは、先住族との戦いで死んでしまったというところですが、その他にも理由があるんだろうなぁということがなんとなくわかります。

・スター・ウォーズの最後のジェダイとして演じたデイジー・リドリーが、迷い込んでしまった女性を演じています。

・展開としては淡々としており、迷い込んでしまった女性をどうするのか?というところで、逃げ惑うような展開が続きます。

・設定としては面白いのですが、さほどストーリーの起伏がなく、なかなかシンドいところはあります。

・スパイダーマンの「トム・ホランド」とスターウォーズの「デイジー・リドリー」の共演で、ダグ・リーマン監督ということで、期待ができそうな感じでしたが、特にどうしたいのかが見えづらいところがあり、展開的にはもうちょっと工夫がある方が良かった気もします。

・主人公 トッド視点のストーリー展開ではあり、ヴァイオラ自体はなんとなくなんでもアリ的なところでもあるので、このあたりはSF的な要素で煙に巻かれてしまったような気もします。

 

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カオス・ウォーキング [Blu-ray]

カオス・ウォーキング [Blu-ray]

  • トム・ホランド, デイジー・リドリー, マッツ・ミケルセン
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【洋画】「モーリタニアン 黒塗りの記録(2021〕」を観ての感想・レビュー



【監督】ケヴィン・マクドナルド
【出演】ジョディ・フォスター/タハール・ラヒム/シェイリーン・ウッドリー/ベネディクト・カンバーバッチ/ザッカリー・リーヴァイ/

【個人的評価】★★★☆☆

【あらすじ】主人公 ナンシー・ホランダーとテリー・ダンカンは、モーリタニア人青年モハメドゥの弁護を受け持つ。その容疑は、アメリカ同時多発テロに関与している可能性であり、裁判は行われず、拷問と虐待が横行するキューバのアメリカ軍基地でその日々を送っていた。

 

 

モーリタニアン 黒塗りの記録 (字幕版)

モーリタニアン 黒塗りの記録 (字幕版)

  • ケヴィン・マクドナルド
  • ドラマ
  • ¥2037

 

 

・ケヴィン・マクドナルド監督は、ドキュメンタリー番組『The Making of an Englishman』を制作し、その後、1999年『[ブラック・セプテンバー]ミュンヘン・テロ事件の真実』でアカデミー長編ドキュメンタリー映画賞を受賞しています。2006年「ラストキング・オブ・スコットランド」で映画監督デビューをし、その後、社会派な作品を多く手掛けています。

・ジョディ・フォスターは、 子役の頃から俳優デビューをし、1972年『ジョディ・フォスターのライオン物語』で映画デビューしています。その後、1976年『タクシードライバー』でアカデミー助演女優賞にノミネートされています。1988年『告発の行方』でアカデミー主演女優賞を受賞、1991年『羊たちの沈黙』でもアカデミー主演女優賞を受賞しています。1991年『リトルマン・テイト』で映画監督も務め、女優以外にも映画に関わっています。

・本作は、実在の人物モハメドゥ・ウルド・スラヒの体験に基づくストーリーです。

・序盤から、ナンシーは、モハメドゥと面会し、その状況を聞き、そのことを元に拷問と虐待について、救いの手を差し伸べようとしていきます。

・「あばよ、友よ」

・ジョディ・フォスターがとある青年を尋問しますが、よくよく思えば、「羊たちの沈黙」でもそんな感じの尋問をしているので、なんとなく、同じような印象をもってしまいます。

・モハメドゥ自身は非常に厳しい状態での尋問と拷問がおこなわれていたようですが、その手記自体は、検閲により、ほぼ塗りつぶされてしまいます。

・そのことが本作の題名ともなっており、序盤から、この場所で何が行われていくのかを徐々に紐解いて行くような展開です。

・中盤以降は長期間の拷問と尋問に耐え、その中で無罪を主張していくところでもありますが、本人以外の母親を持ち出してくるところは、ちょっと非情さがあります。

・実際には14年間拘束され、その後祖国に戻ることができたのではありますが、その間に起こったことと、その時間は、取り返すことはできないことかと思います。

・社会派な作品ではありますが、事実に基づく作品ということもあり、色々と考えさせられる作品ではあります。

・なお、日本最大のたこ輸入国は、モーリタニアではあります。意外と遠くから輸入しているようです。

 

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モーリタニアン 黒塗りの記録 [Blu-ray]

モーリタニアン 黒塗りの記録 [Blu-ray]

  • ジョディ・フォスター, タハール・ラヒム, シャイリーン・ウッドリー, ベネディクト・カンバ―バッチ
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モーリタニアン 黒塗りの記録 [DVD]

モーリタニアン 黒塗りの記録 [DVD]

  • ジョディ・フォスター, タハール・ラヒム, シャイリーン・ウッドリー, ベネディクト・カンバ―バッチ
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