【監督】マシュー・ヴォーン
【出演】コリン・ファース/サミュエル・L・ジャクソン
【個人的評価】★★★☆☆
【あらすじ】どの国にも属さないスパイ組織「キングスマン」。表向きは高級洋服店でありながら難事件やテロリズムを解決するスパイ組織の活躍を描く。
・主人公の父親がスパイであり、その影響もあり、キングスマンにスカウトされる。
・スパイ映画としては、複雑な設定とかはなく、ものすごくアクションに振り切った映画です。
・ちょっと気になったのはCGの多様さが、嘘くさい感じ満載で、というか、CGだからこそできるところにちょっと没入できないところがありました。
・アクション映画の真髄とはなにかをちょっと考えてしまうところはあります。また、CGをごく当然かのように使用するようになり、その部分をどのように受け取るかで感想が変わるのかなぁと思います。
・CGのなかった時代の映画と比べると、特撮技術はここ数年で格段に進歩してきており、もう虚構と現実の差は、スクリーンの中ではなくなったのかもしれません。
・それでもCGに頼らないクリストファー・ノーラン監督のような人もおり、どちらが正しいというわけでもありません。
・ストーリー展開よりも、アトラクションのような演出を楽しむことができれば十分な映画です。