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【洋画】「メメント〔2001〕」を観ての感想・レビュー

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【監督】クリストファー・ノーラン
【出演】ガイ・ピアース/キャリー=アン・モス/ジョー・パントリアーノ/
【個人的評価】★★★★☆

【あらすじ】主人公 レナードは強盗犯に襲われて、妻を失い自分自身も頭部に怪我をして、約10分間しか記憶を保持できなくなってしまう。その影響から、行動をカメラに残し、体にタトゥを入れて記憶を繋ぎ止めながら、犯人を探す。

 

 

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・クリストファー・ノーラン監督は、イギリスで映画の制作を学び、1998年『フォロウィング』で長編映画の監督としてデビューしています。2000年『メメント』で様々な賞を受賞し注目され、新生『バットマン』シリーズで高評価を得ています。CGを極力使わないことでも知られ、特撮により、リアリティのある映像を作り出しています。

・ガイ・ピアースは、10代から演劇を学びボディビルダーとして活動をし、1990年『Heaven Tonight』で映画デビューをします。その後、1994年「プリシラ」で評判となり、1997年『L.A.コンフィデンシャル』でハリウッドへも進出しています。

・物語は、とある事件で妻を失い、自分自身も記憶に障害を受けてしまったことから、身体中にタトゥを入れ、記憶を維持しながら、事件の犯人を探していくストーリーです。

・本作は約10分間の記憶が維持できないというのはことから、物語自体の時間軸がザッピングするかのように入れ替わりながら展開していきます。

・現在進行形の話が、カラー画面での演出で、未来から過去に戻っていくような繋がりがモノクロで描かれていきます。

・2020年「TENET」は、クリストファー・ノーラン監督の作品でもあり、ニュアンスは異なりながらも、時間軸を巧妙に演出しており、本作の時間の扱い方も同様に、複雑な構成ながらも、可能な限り理解できるギリギリの演出をしています。

・こういう複雑なSF作品はたまに登場しますが、理解を促しながら、その決められた

ルールを元にSF設定だけで押し切ってしまうわけではないのが、本作の魅力です。

・実際、本作はSFというよりも、とある病を患った主人公の苦悩を描いており、どういう結末になるのかという点も含め、緻密ながらも、きっちりと整理されている良作かと思います。

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