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【洋画】「プラットフォーム〔2021〕」を観ての感想・レビュー

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【監督】ガルダー・ガステル=ウルティア
【出演】イバン・マサゲ/イモギリ/
【個人的評価】★★★☆☆

 

【あらすじ】主人公 ゴレンは目が覚めると「48階層」にいた。そこは縦型の刑務所のような場所で、上の階層から「プラットフォーム」と呼ばれる巨大な台座に乗せられて食事が運ばれてくる。多数の階層となる場所で、食べ物と生き残りが問われる・・・。

 

 

プラットフォーム  (字幕/吹替)

プラットフォーム (字幕/吹替)

  • ガルダー・ガステル=ウルティア
  • SF/ファンタジー
  • ¥2037

 

 

ガルダー・ガステル=ウルティア監督は、スペインの映画監督で2003年「913」で短編映画を制作しています。2019年「プラットフォーム」で商業映画デビューをしています。

・イバン・マサゲは、スペインの俳優で、テレビや映画で活躍し、2001年「Només per tu」で映画初出演をしています。

・2019年・第44回トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門で観客賞、第52回シッチェス・カタロニア国際映画祭で最優秀作品賞など4部門を受賞した。

・物語は、縦型の階層がある空間で、その中央には食事が上から降りてくる台座がある。その台座は上から順番に配給され、下層に行くほど、食事はなくなっていくのであった。

・序盤、意味深な映像があり、そこから本編が始まりますが、物語の大部分は、異様な空間の刑務所のような場所でとあるルールにのっとった生活をしている空間でのストーリーとなります。

・部屋の中央に天地に穴が空いており、定期的にプラットフォームと呼ばれる台座が降りてきます。

・そこには食べ物が用意されており、上層階から下層階まで食べ物が運ばれます。

・とあるルールとは、次の内容になります。

・「台座の食べ物は台座がフロアにある間食べられる」

・「食べ物は台座がない場合所有してはいけない」

・「同じ台座が0階から最深部まで移動する」

・「収監される階層は毎月変動する」

・「ひとつだけ私物を持ち込める」

・このルールで一定期間収監されますが、ほとんどの人はその場所で餓死や怪我で死んでしまいます。

・おもしろいルールですが、よくよく考えると、このエレベータの移動する仕組みはわかりません。

・この点は、SF的な点で見逃しておく方が良いです。

・「くそは上にはできないからさ」

・上下関係が自然と成り立ってしまうので、上層階の人は下層階の人を考えて食事はしません。

・なので、相当階の人は食事すらできない状況が1ヶ月続きます。

・精神的に病んでしまう状況でもあり、人と人との疑念も生まれてくるので、殺伐とした状況へと変わっていきます。

・食べ物の恨みは恐ろしいというのはよくわかります。

・本作は食べることがポイントとなる物語ともいえ、限られた食べ物をどのように使うかと言う問いかけでもあります。

・後半はとある計画を実行しますが、かなりグロい展開となってきます。

・「富を上手に使えば、しあわせになれる」

・限定された空間での富は、ここでは「食べ物」となり、この収監管理者への抗議を考え始めます。

・管理者の真意はあまり描かれないのですが、その構造よりも、裏打ちされたテーマが重要なのかもしれません。

・一般的にj、上下関係や差別というのは、欲求から生まれてしまうことも考えられ、それをシンプルなSF的空間を作り上げることによってメッセージ化をしたようにも思えます。

・人間の醜さやエゴが描かれる作品ではありますが、もっとオブラートに包んだ状況は実社会でも起こっていることと受け取れる作品です。

 

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