【監督】ブレンダン・ウォルシュ
【出演】ジェネシス・ロドリゲス/ビンセント・ピアッツァ/
【個人的評価】★★☆☆☆
【あらすじ】吹雪の中で1台の車の中で夜を過ごした夫婦。2人は吹雪の中で危険を感じて夜間に移動せず、吹雪がやむのを待ったが、思わぬ降雪で車自体が雪に埋もれてしまう。
・ブレンダン・ウォルシュ監督は、TV映画などを作成してきており、2020年「フローズン・ストーム」で長編映画監督デビューをしています。
・ジェネシス・ロドリゲスは、2012年『崖っぷちの男』で長編映画デビューをし、その後、幅広く映画やTVに出演しています。
・物語は、吹雪の中、車の中で野宿をした夫婦が、目覚めると雪に埋め尽くされてしまい、脱出するか、救援を待つかという決断に迫られていくストーリーです。
・序盤からいきなり、雪の中に閉じ込められた車の中のシーンからはじまります。
・説明セリフから状況をさらっと描くので、車の中での会話劇的なところになります。
・女性のヒステリー的なところもあるので、多少イラッとしますが、こういうイラッとする要素が本作のめんどくさいところに思います。
・12日間居座るつもりで車内にこもるというところはなかなかモヤモヤします。そして、酸素自体も大丈夫か?という素朴な問題点もあるように思います。
・そもそも、女性が、臨月となっている状況で、長距離移動や車内泊を決断するのは、なかなか無謀でもあります。
・最終的にどうなるかは観てもらえればよいかと思いますが、作品の時間の割に、中身は薄いなぁとは思います。
・最後に実話であることが明示されますが、これもまた実話であることに衝撃は受けます。