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【洋画】「トロン〔1982〕」を観ての感想・レビュー

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【監督】スティーブン・リズバーガー
【出演】ジェフ・ブリッジスブルース・ボックスライトナー/デビッド・ワーナー/
【個人的評価】★★★★☆

 

【あらすじ】主人公 フリンは、数々のゲームを作り出している天才プログラマーですが、ある日、コンピューター総合制御システムMCPに敵対し、電子の世界に取り込まれてしまう。その世界でMCPに立ち向かうため戦士トロンとともに戦いを始める。

 

 

トロン:オリジナル (字幕版)

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・スティーブン・リズバーガー監督は、学生時代より映画制作に携わり、1977年「アニマリンピックス」でオリンピックを題材にしたパロディアニメで話題をとなります。その後1982年「トロン」で、CGを採用した世界初の作品を手がけています。

ジェフ・ブリッジスは、1歳から俳優のキャリアを重ねており、アカデミー賞では主・助演賞のノミネート歴が4回あったが受賞に至らず、2009年『クレイジー・ハート』で第82回アカデミー賞・主演男優賞を受賞しています。キャリアは長いのですが過小評価されている俳優でもあります。

・物語は、コンピュータ世界に取り込まれてしまった主人公が、その世界の救世主トロンとともにMCPの野望に立ち向かっていくストーリーです。

・面白いのは、コンピュータ世界に取り込まれてからの展開で、当時CGというものがなかった時代にワイヤーフレームで描かれたコンピュータ世界が斬新だったところにあります。

・このCGっぽい描かれ方は、アニメーションでもあり、ワイヤーフレームとグラデーションで描かれた世界は、1982年の作品ながら未だに未来感が詰め込まれた印象があります。

・エンコム社にハッキングするのに使用していたコンピュータは、アップルのApple IIIを使用しており、音響カプラを使用して公衆回線経由で接続しています。

・仮想世界シーンのコンセプトデザインは、メビウスシド・ミードが参加しています。

ティム・バートンがアニメーター、クリス・ウェッジがCGプログラマー、「エイブル・システム」のスーパーバイザーとしてロバート・エイブルが参加しています。

・序盤は、現実世界の話であるので、古臭い印象がありますが、とあることが原因でコンピュータの世界に取り込まれてしまいます。
・この世界の中での展開が面白く、支配側のMCPとの戦いはコンピュータゲームのような感じとなっており、まあそれはそれでコンピュータの中の世界なので当然でもあります。

・ライトサイクルやフリスビーのような対戦など、さまざまな要素がコンピュータの中で描かれ、当時、CGがないながらも特撮でここまでの未来感を提示したところは画期的でもあります。

・まさしくゲーム感覚なところもあり、当然本作のゲーム化されたものもあり、根強いファンがいるのもとても理解できます。

・2010年には続編「トロン:レガシー」も制作されていますが、本作の手作り感が秀逸なところでもあり、個人的には本作の方が好みです。

・やはり初代ファミコン以前のような想像力で補完するようなCG感が、観る側に世界観を想像させる余地があり、この世界観の構築に成功しているように思います。

・終盤の展開は多少強引なところもありますが、いつまでもこの世界のゲーム感を観たくなってしまうところはあります。

・制限のある中で、想像力で補完する手法ともいえ、画面でみえている先の世界を観る側が勝手に妄想できるような良作かと思います。

 


1982 - Tron - Trailer

 

 

トロン:オリジナル(字幕版)

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  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

 

トロン:オリジナル [Blu-ray]

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  • 発売日: 2012/01/18
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