ロクカジョウ [映画や商品を紹介]

様々な作品・商品をカジョウ書き(箇条書き)にて紹介します。

【洋画】「ゴーストバスターズ/アフターライフ〔2022〕」を観ての感想・レビュー



【監督】ジェイソン・ライトマン
【出演】キャリー・クーン/フィン・ウルフハード/マッケナ・グレイス/ポール・ラッド/ビル・マーレイ/ダン・エイクロイド/アーニー・ハドソン/アニー・ポッツ/シガニー・ウィーバー/
【個人的評価】★★★☆☆

 

【あらすじ】主人公 フィービーは、家族とともに祖父の残した田舎の家に引っ越してくる。その街では、30年間原因不明の地震が発生していた。ある日屋敷の地下にハイテク装備を見つけ、祖父が、ゴーストバスターズだったことを知る。

 

 

 

 

・ジェイソン・ライトマン監督は、1998年『Operation』で脚本家デビューをし、2005年『サンキュー・スモーキング』で長編映画監督デビューをしています。その後、『JUNO/ジュノ』で高い上を受け、2009年「マイレージ、マイライフ」で、アカデミー賞監督賞・脚色賞・作品賞にノミネートされています。

・なお、ジェイソン・ライトマン監督は、1989年「ゴーストバスターズ2」に出演しています。

・キャリー・クーンは、2014年「ゴーン・ガール」で映画デビューをし、「アベンジャーズ」でも出演しています。テレビや映画で活躍する女優です。

・本作は、「ゴーストバスターズ」「ゴーストバスターズ2」の正統な続編となります。

・序盤からしばらくは、普通のアメリカのカントリー風映画感があり、なんとなくゴーストバスターズの軽いノリとはちょっと異なる印象を受けます。

・中盤までは、ゴースト退治のストーリーにはなかなかつながらないので、ちょっとテンポの悪さを感じます。

・あと、やはり、ゴーストバスターズといえば、あの曲がある方が良いのですが、本作では淡々と描かれます。

・あの曲は、エンディングで使われますが、できれば、本編中で使ってほしかったです。

・小さいマシュマロマンは超絶かわいいです。

・過去のゴーストバスターズの面々も登場し、さらには、独特なあの車や、ゴーストを捕まえるヘンテコな機械など、伏線回収もしっかりされています。

・きちんとゴーストバスターズが継承されている作品でもあり、楽しめるのですが、どうしても初代ゴーストバスターズのメンバーの、コメディもシリアスも両方ともこなせる存在感が印象的ではあったので、本作の力不足感はありますが、すでに、続編も検討されているとのことで、リブートの1作目としては十分に鑑賞できる作品かと思います。

 

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【映画】「ショック・ドゥ・フューチャー〔2021〕」を観ての感想・レビュー



【監督】マーク・コリン
【出演】アルマ・ホドロフスキー/フィリップ・リボット/ジェフリー・キャリー/Teddy Melis/クララ・ルチアーニ/
【個人的評価】★★★☆☆

 

【あらすじ】舞台は、1978年のパリ。主人公 アナはミュージシャンとしてCMの作曲をしていたが、なかなかうまく作曲ができずにいた。

 

 

 

 

・マーク・コリン監督は、音楽ユニット「ヌーヴェル・ヴァーグ」のプロデューサーで、作曲活動や映画音楽など、幅広い音楽活動をしています。

・アルマ・ホドロフスキーは、アレハンドロ・ホドロフスキー監督の孫にあたり、14歳より映画デビューをしています。2013年『アデル、ブルーは熱い色』で注目され、モデルや歌手、女優と幅広い活躍をしています。

・物語は、シンセサイザーやリズムマシン、シーケンサーなどがまだまだ一般的でなかった頃の時代を舞台に、女性ミュージシャンが電子楽器で音楽制作をしていくストーリーです。

・序盤より、機材を使って音楽制作を黙々と行っている姿が描かれます。

・音楽を収録するのにとてもたいそうな機材を使っていますが、1970年代後半という時代感がよくわかります。

・むしろ宅録という点で、この機材は過剰のようにも見えますが、程度はよくわかりません。

・音楽を聞くにはレコードと言うところがあったので、デジタルやインターネットと言う今から考えると、便利になった気もしますが、なんというか、制作環境に関してのこだわりは薄くなったような気もします。

・これだけの機材となると当然故障も起こるわけで、その周知も専門家に行ってもらう必要があります。

・なお、楽器を使わない音楽制作なので、当時で考えれば、相当前衛的でもあります。

・ストーリーとしては、大きな流れがあるわけではなく、淡々としているところもあり、自宅で録音をしているシーンがほとんどです。

・78分という時間でもあり、サクッと観られそうな気もしますが、実は音楽が主人公と言っても過言ではない点より、ストーリーと言うよりも、音楽を考える作品とも言えます。

 

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ショック・ドゥ・フューチャー [DVD]

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【洋画】「KIMI サイバー・トラップ〔2022〕」を観ての感想・レビュー



【監督】スティーヴン・ソダーバーグ 
【出演】ゾーイ・クラヴィッツ/バイロン・バウワーズ/ハイメ・カミーユ/デレク・デルガウディオ/リタ・ウィルソン/ベッツィ・ブラントリー/エリカ・クリステンセン/インディア・デ・ボーフォート/ロビン・ギヴンズ/
【個人的評価】★★★★☆

 

【あらすじ】主人公 アンジェリーナは、自宅でスマートスピーカーの音声解析をしている女性。彼女は、広場恐怖症でもあり、自宅からほとんど外出しない生活をしていたが、とある殺人事件を感じさせる音声から、屋外に通報しにいこうとする。

 

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・スティーヴン・ソダーバーグ監督は、高校生の頃から映画を制作し始め、26歳のときの1989年『セックスと嘘とビデオテープ』で初の長編作品を制作し、カンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞します。その後、多少低迷をしながらも、1998年『アウト・オブ・サイト』で再度注目され、2000年「トラフィック」で第73回アカデミー賞の監督賞、助演男優賞、脚色賞、編集賞の4部門を制覇しています。2001年『オーシャンズ11』では豪華俳優を揃え、世界的なヒットとなる作品を送り出しています。

・ゾーイ・クラヴィッツは、父親はミュージシャンのレニー・クラヴィッツ。2007年『幸せのレシピ』で長編映画デビューをし、その後、様々な作品に出演し、モデルとしても活躍しています。

・物語は、自宅でスマートスピーカーの音声解析をする仕事をしている主人公がとある音声を聴いてしまい、そのことで、事件に巻き込まれていくストーリーです。

・序盤から、スマートスピーカーを利用した生活がえがかれ、その便利さがわかります。

・主人公は、青髪の女性ですが、自宅から外出をせずに自宅内だけで、生活をしています。

・自宅の窓から外の様子を眺める生活でもあり、ヒッチコックの「裏窓」的な感じもします。

・コロナ禍以降の物語なので、ある程度、感染症対策というところには気遣いがあります。

・自宅から出ることをを躊躇するアンジェリーナを描いておくことで、本作の乗り越えるべきテーマが、アンジェリーナの広場恐怖症ということがわかります。

・音声アシスタントの名前が「KIMI」という名前ですが、一般的にこの音声アシスタントの名称は、一般名詞でないのが望ましくなります。

・「Hey Siri」「Ok Google」「Alexa」など、誤認識をしづらい呼びかけとなるように名付けられています。

・音に対して繊細な感度を持つということが描かれますが、何故か、特にその要素が伏線とならないです。

・音声解析をして、AIに学習させるのが仕事となりますが、使っている機材は妙にアナログな機器となり、主人公 アンジェリーナの生活から考えると、デジタルとアナログの曖昧な区別が描かれます。

・自宅での生活が大半を占めるなか、潔癖であることも、ベッドのシーツの取り替えや歯磨きでわかります。アンジェリーナの人間性は地味によく描かれています。

・中盤より、自宅を出て電車に乗り、通報に向かいますが、ここから物語が進んでいくような印象もあります。

・チョードリーさんに会いに行くのですが、センシティブな話ではあるので、直接会話をするのですが、猜疑心から生まれたアンジェリーナの行動であり、うかつな言動ではないことがわかります。

・スマートフォンで居場所を追跡されているわけですが、当然追う側と追われる側がそれぞれ、IT機器のリテラシーが高いので、面白いです。

・拉致されそうになったときの車からの脱出もちょっと鬼気迫る感じがあります。

・広場恐怖症という点では、そういう恐怖症がなかったとしても、街中での行動での見ず知らずの視線の怖さがわかるように思います。

・最後に、自宅で襲われたことを考えると、引っ越しはしたいかなぁとは思います。

・ピンクの髪の毛となり、自宅前のキッチンカーで買い物ができているところに、主人公の問題の克服はサラッと描かれています。

・89分でサクッと観られる作品で、多少ツメが甘いところはありますが、結局、「自分の身は自分で守ろう」という作品です。

 

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ミッシング・ガール (字幕版)

ミッシング・ガール (字幕版)

  • ゾーイ・クラヴィッツ
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ロキシー 美しき復讐者(字幕版)

 

【洋画】「ドリームプラン〔2021〕」を観ての感想・レビュー



【監督】レイナルド・マーカス・グリーン 
【出演】ウィル・スミス/アーンジャニュー・エリス/サナイヤ・シドニー/デミ・シングルトン/トニー・ゴールドウィン/ジョン・バーンサル/
【個人的評価】★★★☆☆

 

【あらすじ】主人公 リチャード・ウィリアムズは、テニスプレイヤーが4億ドルの賞金を獲得していることから、子供をテニスプレイヤーにしようとします。テニス経験がまったくないながら、独学で勉強をし、2人の娘をプロテニスプレイヤーに育て上げていく。

 

 

ドリームプラン (字幕/吹替)

ドリームプラン (字幕/吹替)

  • Reinaldo Marcus Green
  • ドラマ
  • ¥2546

 

 

・レイナルド・マーカス・グリーン監督は、2018年「Monsters and Men」で長編映画監督デビューをし、2018年度サンダンス映画祭で、審査員特別賞初作品賞を受賞しています。2020年「Joe Bell」でも様々な賞を受賞し、今後が期待できる監督です。

・ウィル・スミスは、1987年にアルバム『Rock The House』でラッパーとしてデビュー、1988年に「Parents Just Don't Understand」でグラミー賞最優秀パフォーマンス賞を受賞しています。その後、1992年「ハートブレイク・タウン」で映画デビューをし、「バッドボーイズ」「インデペンデンス・デイ」「メン・イン・ブラック」と話題作に出演、2008年の「最も稼いだ俳優番付」では1位となり、『メン・イン・ブラック2』から『ハンコック』まで8作連続で全米初登場1位・興行収入1億ドル超えを記録するほど、人気の高い俳優です。

・本作は、テニス未経験の父親が、独学で娘にテニスを教え、プロ選手として育て上げる実話を元にしたストーリーです。

・序盤より、テニスコートで色々をと観察するリチャードが描かれます。

・舞台はルイジアナ州となり、アメリカ南部の人種差別も残るような場所とはなります。

・「寝てたら、ゆめは夢で終わる」

・観ているうちにだんだんと、ウィル・スミスがサミュエル・L・ジャクソンに見えてきます。

・「自身を持って答えたら、それ以上聞くんじゃない」

・独特な思想や信念、行動は面白いところはあります。

・「だが、お前たちだけを守るために生きてきた。」

・このシーンでは、黒人と白人の関係が根深いアメリカだからこその環境でもあります。思えば、有名テニスプレイヤーに黒人が少ないようにも思いますが、それは、他のスポーツのほうが身体的能力をもっと引き出せるというところもあるかと思います。

・テニスの指導をしていくポリシーは、リチャードの考えた独自理論でありながらも、着実に身を結んでいく流れには、面白さを感じます。

・大器晩成として、コーチの契約も断り、試合にも参加せず、プロ契約をせず、満を持しての試合に挑むのですが、それほど甘くない現実も描かれます。

・試合には実力ではないところもあると思います。

・アスリートの世界には駆け引きということも必要になるのでしょう。

・とはいえ、実話では世界最強のテニスプレイヤーと称されるビーナス&セリーナ・ウィリアムズ姉妹ということでもあり、この理論は奇跡的に実ったシナリオでもあると思います。

・ウィル・スミスが3度目のアカデミー賞ノミネートで初の受賞をしているという点には、なんとなく、敢闘賞てきな感じもしますが、このタイミングの受賞でないと、今後も受賞できないような気もするので、これで良かったのかと思います。

 

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メン・イン・ブラック

メン・イン・ブラック

  • ティム・ブレイニー
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【洋画】「インデムニティ 陰謀の国家〔2021〕」を観ての感想・レビュー



【監督】トラビス・タウテ
【出演】ジャリッジ・ゲドゥルト/ゲイル・マバラネ/アンドレ・ジェイコブス/ニコル・フォーチュイン/アブデゥ・アダムス/
【個人的評価】★★★☆☆

【あらすじ】主人公 テオは、ケープタウンの消防士として暮らしていたが、とある救助活動で心的外傷を負ってしまう。ある朝目覚めると、妻が亡くなって折、そのことで何が起きたのかが混乱する。証拠がすべて揃っていたことで、テオは容疑者となってしまう。

 

 

インデムニティ 陰謀の国家 (字幕/吹替)

インデムニティ 陰謀の国家 (字幕/吹替)

  • トラヴィス・トウテ
  • アクション/アドベンチャー
  • ¥2037

 

 

・トラビス・タウテ監督は、TVや映画などの制作を手掛け、脚本等も行っています。2021年「インデムニティ 陰謀の国家」で長編映画監督デビューをしています。

・ジャリッジ・ゲドゥルトは、南アフリカの俳優で、2004年頃より活動をしています。TVや映画などで活躍している俳優です。

・物語は、消防士の主人公が妻が死んでしまうトラブルに巻き込まれ、容疑者とされながらも事件の真相に迫っていくストーリーです。

・序盤、結構エグい拷問が行われることを話しますが、実際に映像は出てきません。

・この点はむしろ、映像が出ないからこそ怖いとも言えます。

・ストーリーだけをみていると、1993年「逃亡者」のように見えますが、本作は多少主人公は強いところもあり、逃げるというよりもむしろ事件究明のために戦っていくようなところがあります。

・本作は珍しく南アフリカノ映画となっており、普通のアメリカ映画よりも描写自体は生々しいところはあります。

・とはいえ、露骨にエグいわけではなく、序盤でも示したように想像すると怖いというところで留めています。

・B級映画のように思いきや、意外と楽しめる内容となっており、一匹狼的に無謀な戦いを挑んでいきますが、それだけでもなくて、ヒトクセある展開でもあります。

・主人公がかなりな無敵感がありますが、主人公自体が主人公顔ではないので、いまいちノリきれないところもあります。

・ということで、面白くないわけではない作品です。ただし、主人公感という点では、感情移入をして観るというよりも、「大変そうだけど、ガンバレ」的なスタンスでの鑑賞で良いのかと思います。

 

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インデムニティ 陰謀の国家 [DVD]

インデムニティ 陰謀の国家 [DVD]

  • ジャリッジ・ゲドゥルト
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インデムニティ 陰謀の国家(吹替版)

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  • ジャリッジ・ゲドゥルト
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インデムニティ 陰謀の国家(字幕版)

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【洋画】「アンチャーテッド〔2022〕」を観ての感想・レビュー

 

【出演】トム・ホランド/マーク・ウォールバーグ/ソフィア・アリ/タティ・ガブリエル/アントニオ・バンデラス/
【個人的評価】★★★☆☆

 

【あらすじ】主人公 ネイサン・ドレイクは、ニューヨークでバーテンダーとして働く男性。トレジャーハンターのビクター・サリバンに手先の器用さを見込まれ、50億ドルの財宝を探すことに誘われる。

 

 

アンチャーテッド(字幕/吹替)

アンチャーテッド(字幕/吹替)

  • Ruben Fleischer
  • アクション/アドベンチャー
  • ¥2037

 

 

・ルーベン・フライシャー監督は、2009年「ゾンビランド」で映画監督デビューを市、その後、ミュージックビデオやCMを手掛けています。2018年「ヴェノム」のヒットもあり、今後が期待できるアクション映画監督です。

・トム・ホランドは、イギリスの俳優で、2015年『マーベル・シネマティック・ユニバース (MCU)』でのスパイダーマン役に抜擢され注目されています。秘密を隠すことが苦手らしく、「アベンジャーズ」でのインタビュー時にネタバレしそうになったことが何度もあったようです。

・マーク・ウォールバーグは、「ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック」の前身「ナヌーク」に参加しており、「ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック」デビュー前に脱退し、モデルとして活動しています。1994年「勇気あるもの」で映画デビューをし、1997年『ブギーナイツ』で主演を演じています。2006年『ディパーテッド』では様々な映画賞のノミネートがされ、知名度を高めています。制作にも携わることもあり、幅広く映画に貢献している俳優です。

・物語は、手先の器用なバーテンダーが、その器用さを見込まれ、トレジャーハンターともに黄金を探し当てる冒険をするストーリーです。

・序盤から貨物機の荷物にぶら下がった状態でのアクションから始まり、危機一髪的な状態が描かれます。

・そこから15年前に戻り、トレジャー・ハンターの兄と昔の話が展開されます。そこでZIPPOのライターと兄の思い出が描かれ、15年後のネイトの日々が描かれます。

・バーテンダーとして仕事をしながらも、詐欺行為も行っており、そこから出会ったサリーとともに財宝を盗み出すことを行うこととなります。

・物語的にはトレジャー・ハンターの物語ではありますが、主人公がトム・ホランドというところがあり、どうしてもスパイダーマン的な要素を感じます。

・とはいえ、身のこなしも軽やかなところがありながらも、あいかわらずな飄々とした言動でもあり、この点では、スパイダーマンのノリで見られる作品ではあります。

・良く言えば、インディ・ジョーンズ的な展開なので、安心して観られます。

・黄金の十字架から、更に黄金の宝を探すためバルセロナに向かいますが、この世界中を色々と行動することで、インディージョーンズ感がさらに湧いてきます。

・金の十字架を使った謎解きと、そこからのさらなる財宝を見つける展開となりますが、中盤で、オープニングに出た状態に繋がります。

・この演出はなかなかおもしろく、似たような映像ながらも、その細かいところでは、どういうことが起こっていたのかがよくわかります。

・ここから物語がさらに広がっていくところが、冒険活劇モノとして良いところでもあります。

・ヘリコプターで輸送する重量を考えると、なかなか強引ではありますが、こういうアクションだからこそ面白いとも言えます。

・ネイトの不死身感はこういう作品のお約束ではありますが、これだけのアクションと面白さを見せてくれるのであれば、今後の続編も期待したいところではあります。

・「手を掴む」「ZIPPOっで火を灯す」というところではしっかりとお約束の展開となっており、これもわかりやすいです。

・こういう冒険アクションは定期的に制作されるジャンルではありますが、しっかりと動けるトム・ホランドが演じていることより、今後のシリーズ化もあり得るのかと思います。

 

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【PS5】アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション

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【PS4】アンチャーテッド コレクション PlayStation Hits

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【洋画】「ウィズアウト・リモース〔2022〕」を観ての感想・レビュー



【監督】ステファノ・ソリマ
【出演】マイケル・B・ジョーダン/ジェイミー・ベル/ジョディ・ターナー=スミス/ジャック・ケシー/ルーク・ミッチェル/ジェイコブ・スキピオ/コールマン・ドミンゴ/ガイ・ピアース/
【個人的評価】★★★☆☆

 

【あらすじ】主人公 ジョン・ケリーは、米海軍特殊部隊ネイビーシールズの隊員として活躍をし、シリアで人質救出作戦にも参加する。作戦は成功に終わるが、報復のために妻を殺され、自らも負傷してしまう。

 

 

ウィズアウト・リモース

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  • マイケル・B・ジョーダン
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・ステファノ・ソリマ監督は、1991年「Thanks」で短編映画デビューをし、その後も短編映画で高い評価を得ています。2012年「バスターズ」で長編映画デビューをし、2013年「暗黒街」ではダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞の5部門にノミネートされています。2018年「ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ」ではハリウッドデビューもしており、今後に期待できる監督です。

・マイケル・B・ジョーダンは、俳優を志し、1999年「ブラック AND ホワイト」で映画デビューをしています。その後、2015年『クリード チャンプを継ぐ男』で高い評価を得ています。制作や監督にも携わるようになり、今後が期待できる俳優です。

・原作は、トム・クランシーの「容赦なく」となっており、ジャック・ライアンシリーズと同じ世界観となっています。

・本作は、劇場公開が見送られ、アマゾンプライムビデオの独占配信となった作品です。

・本作は、ジャック・ライアンシリーズに登場する架空の特殊部隊の設立に関わったジョン・クラークの物語です。

・冒頭から、とある軍事作戦が描かれ、その作戦がきっかけでその後の事件につながる布石となっています。

・序盤で車に惹かれるシーンがありますが、コレ、どうやって撮影されたのかわからないです。

・妻が殺されてしまったことにより、復讐を始めていくわけですが、徐々に国家の陰謀に迫ってしまうところがあり、このあたりがトム・クランシー的です。

・一部、ジャック・ライアンシリーズとの関連を示すところがファンには嬉しいところですが、本作では、大きな影響があるわけではないので、サラッと流すのが良いです。

・政府の陰謀に巻き込まれてしまい、その復讐をする展開ではありますが、主人公のジョン・ケリーがジョン・クラークとなるエピソードとなります。

・ただし、ジャック・ライアンシリーズをきっちりと見続けていないと、「この人だれだっけ?」となってしまうところでもあり、本作のみで理解をしていくという点では、ちょっと片手落ちな気もします。

・全体的によくできているのですが、いかんせんちょっと地味なところは否定できません。

・トム・クランシー作品を観ている人には良いですが、それ以外の人にはちょっと難易度のある作品かと思います。

 

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