【監督】ジェームズ・ガン
【出演】マーゴット・ロビー/イドリス・エルバ/ジョン・シナ/ジョエル・キナマン/デヴィッド・ダストマルチャン/ダニエラ・メルシオール/シルヴェスター・スタローン/ヴィオラ・デイヴィス/ジェイ・コートニー/ピーター・カパルディトム・ホランド/デイジー・リドリー/マッツ・ミケルセン/ニック・ジョナス/
【個人的評価】★★★☆☆
【あらすじ】ハーレイクインを含め様々な悪党が刑の減刑の代わりに、独裁国家から世界を救うために集められたならずものの集団「スーサイド・スクワッド」が、決死のミッションに挑む。
・ジェームズ・ガン監督は、1996年『トロメオ&ジュリエット』で映画監督デビューをし、その後、2006年『スリザー』を経て、2014年『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で注目されます。2018年『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ3作目の監督から解雇される憂き目にあいますが、主要キャストの署名運動もあり、監督として復帰しています。
・マーゴット・ロビーは、米国のTVドラマ『PAN AM/パンナム』で話題となり、その後、2013年の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でブレイクをして以降、「スーサイド・スクワッド」のハーレイ・クイン役でも人気となっています。
・「DCエクステンデッド・ユニバース」(DCEU)の10作品目の作品
・物語は、極悪人の集団を寄せ集め、独裁国家と対峙すべく、危険なミッションに挑んでいくストーリーです。
・序盤から、とある任務が描かれ、そこで部隊がほぼ全滅してしまいます。
・そこから3日前に戻り、最強スナイパーのブラッドスポートのキャラクターが描かれます。
・スーサイド・スクワッド自体は、DCコミックスのタイトルでもあり、実写映画としては、2016年の作品に続く本作となります。
・特に、ハーレイ・クインのキャラクター性がウケたこともあり、ハーレイ・クイン単独の作品も2020年に作られています。
・ハーレイ・クイン自体は、中盤より活躍し始めます。
・キャラクターが立っているので、やはり観ていて、演出といい、アクションといい、気持ちが良いです。
・「じゃあ、もう一度捕まるから、助けに来て」
・シーンの要所要所で、しっかりとチャプターの名前がデザインされていて、これもみていて楽しいです。
・終盤に怪物が登場しますが、この怪物の造形的には色々考えてしまいます。
・チョット問題なのは、アベンジャーズと比較して、キャラクターの魅力が一部以外のほとんどが乏しいところがあります。
・終盤の対決は、まあ、CGでの表現は当然なんですが、CGとはいえ、ここまで表現しなくてもよいのかなぁとは思います。
・むしろ、CGでできた1匹ごとが結構たいへんなことだよなぁとは思います。(※一部、本物は使っていると思いますが。)
・マーベルの「アベンジャーズ」に対して、DCコミックスの「スーサイド・スクワッド」となりますが、キャラ立ち自体は、もう一歩ほしいよなぁとは思います。
・とはいえ、普通にアクションモノとして楽しめる作品でもあり、サクッと気軽に楽しめる作品です。