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【今週公開の新作映画】「ビューティフルドリーマー〔2020〕」が気になる。

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【監督】本広克行
【原案】押井守
【出演】小川紗良/藤谷理子/神尾楓珠/内田倭史/ヒロシエリ/森田甘路/伊織もえ/かざり/秋元才加/池田純矢/飯島寛騎/福田愛依/瀧川英次/升毅/

 

【あらすじ】先勝美術大学の文化祭の前日、学生たちが慌ただしく準備に追われている中、その日の朝に不思議な夢を見たサラが、映画研究会の部室で古い脚本と演出ノートと16mmフィルムを見つける。その作品を完成させようと映画研究会の映画制作が始まる。

 

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・本広克行監督は、学校卒業後、ADやディレクターの仕事を経て、1992年深夜ドラマ『悪いこと』にてドラマ監督デビューをしています。その後、1996年『7月7日、晴れ』で映画監督デビューをし、織田裕二の推薦で『踊る大捜査線』のチーフ演出に抜擢され、ヒット作として、シリーズ映画2作目において実写邦画興行成績の歴代1位となっています。その後もアニメ監督等幅広い演出能力を発揮しています。

・押井守は、1977年よりアニメーション業界でキャリアを始め、『一発貫太くん』や、『ヤッターマン』で演出デビューをしています。1983年『うる星やつら オンリー・ユー』で劇場映画監督デビューをし、『機動警察パトレイバー the Movie』『MAROKO 麿子』『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』など、独特なこだわりのある作品を作り出しています。無類の犬好きでバセットハウンドなど作品に登場させているときもあります。

・小川紗良は、雑誌「HR」の専属モデルとなり、芸能活動をはじめ、女優や映画監督として活躍しています。2016年『イノセント15』で映画初主演をし、大きな話題となっています。映画監督としても、2016年「あさつゆ」をはじめコンスタントに作品を作り上げています。早稲田大学で教鞭をとる是枝裕和監督の門下生でもあり、2020年「海辺の金魚」で長編映画初監督をしています。

・本作は、本広克行、押井守、小中和哉、上田慎一郎による実写映画レーベル「Cinema Lab(シネマラボ)」の第1弾作品です。

・映画を撮ったことのない先勝美術大学映画研究会の部員たちが挑む、映研に伝わる「いわくつきの台本」の映画化をしようとする学生たちの物語です。

・本作は、「次世代の若者のクリエイターたちが撮りたいものを撮れる場を作れないか」ということを根ざして立ち上げたプロジェクト「Cinema Lab(シネマラボ)」の第1弾作品です。

・押井監督が「夢みる人」という原案を描き下ろしており、そこから本作が作り出されています。

・1984年『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』というアニメ作品があり、その監督だった押井監督が本作の原案を用意しています。

・当然、うる星やつらとはちょっと違うテイストではありますが、予告編では要所要所、アニメでのシーンをなぞらえたような描かれ方をしており、アニメ版を知っている人も楽しめるかもしれません。

・ちょっと哲学的な物語でもありますが、非常に興味深い展開でもあり、アニメ版は、一つの金字塔とも言える作品ですので、どのようにアレンジされているかが気になるところです。

・とはいえ、「サマータイムマシン・ブルース」「幕が上がる」と個人的にとても楽しめた作品としての青春3部作というコピーで謳っていることもあり、期待は高いところです。

・75分という上映時間でもあり、しっかりとした密度感の作品かと思います。(※これは想像です。)

 

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