【洋画】「アルティメットソルジャー〔2020〕」ってなんだ？

【監督】ダニエル・ジリーリ
【出演】ジョニー・ストロング／マルコ・サロール／サリー・カークランド／マイケル・パレ／クリサダ・スコソル／ウラジミール・クリッチ／ロン・スムーレンバーグ／
【個人的評価】★★☆☆☆

【あらすじ】主人公 ブロックは戦場で壮絶な死を遂げる。しかし、アメリカ国防総省のバイオテクノロジーにより、究極の兵士として蘇る。ブロックは邪悪な意思をもち殺戮をくりかえすが、それに対応するもうひとりの兵士キャムを送り込む。

アルティメット・ソルジャー (字幕/吹替)

• ダニエル・ジリーリ
• アクション／アドベンチャー
• ¥2037
• 

・ダニエル・ジリーリ監督は、アメリカの映画監督で、多くの作品を作ってきています。1998年「Black Spring Break：The Movie」で初監督をし、2016年『沈黙の包囲網 アジアン・コネクション』で評判となっています。

・ジョニー・ストロングは、子供の頃から武道をたしなみ、スタントンマンや俳優、ミュージシャンとして活躍していまう。

・物語は、壮絶な死を遂げた兵士がとある技術により、不死身の戦士となって蘇るが、その暴走を止めようと、さらにもうひとりの兵士が送り込まれる。

・序盤から、シリアスなドラマ展開が続きますが、よくよく考えると、ポスターのイメージからは、ギャグ要素も含まれるような印象もあります。

・ポスター自体は、きれいにまとめられたデザインなのですが、このポージングといい、煽り文句といい、落とし所が振り切れていない感があります。

・ちょっと興味が湧くのが「マイケル・パレ」が出演しているというところですが、そもそもそれも、2流3流のイメージがあり、「ストリート・オブ・ファイヤー」のイメージ以外はこれと言って無いところがむしろ清々しい気もします。

・なお、2014年に何があったのかはわかりませんが、その年以外は、1983 年以降、毎年何らかの映画に出演しているところは驚異的です。

・宣伝では、「ユニバーサル・ソルジャーを超える激闘！」とはありますが、「ユニバーサル・ソルジャー」自体を知らない人にはピンとこない宣伝かもしれません。

・ちなみに「ユニバーサル・ソルジャー」は、1992年のアメリカ映画で、ローランド・エメリッヒのハリウッド初監督作品となっており、主演は「ジャン＝クロード・ヴァン・ダム」「ドルフ・ラングレン」という豪華なアクションスターの共演の映画です。

・むしろ「アルティメットソルジャー」を観る前に、「ユニバーサル・ソルジャー」を観たほうがよいのかもしれませんが、物語上やスタッフの関連性は皆無です。

・色々とモヤモヤするところや、ツッコミどころも多いですが、それはそれとして、観てもらえればよいかと思います。

・CGを多用していることで、これもまたモヤモヤ感がありますが、予算的にこうせざるを得なかったようにも思えます。

・格闘アクションが多いのもそういったところではあり、色々な意味を考えると、実は「ユニバーサル・ソルジャー」の正統な続編なのではないか？とも思えます。

・万人におすすめするような作品ではありませんが、アクションが好きな人には、こういうのもあるのかぁと、まずは「ユニバーサル・ソルジャー」を観てもらえればよいかと思います。

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アルティメット・ソルジャー(吹替版)

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