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【洋画】「スティーブ・ジョブズ〔2013〕」ってなんだ?

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【監督】ジョシュア・マイケル・スターン
【出演】アシュトン・カッチャージョシュ・ギャッド/アーナ・オライリーダーモット・マローニー
【個人的評価】★★★★☆

 

【あらすじ】主人公は、Apple社を起業したスティーブ・ジョブズ。2001年のiPodの発表から始まり、過去の起業への経緯を描きます。1976年に設立し、2012年には時価総額が世界一になるまでの自伝的映画です。

 

 

 

 

ジョシュア・マイケル・スターン監督は、TV映画の脚本家としてキャリアを重ね、自ら脚本を執筆した「Neverwas」で映画監督デビュー後、本作の監督を務めています。

・主演のアシュトン・カッチャーは、TVコメディ番組に出演後、『エクスタシーをさがして』で映画デビューし、『バタフライ・エフェクト』で主演を演じています。

・物語は、今や誰しもが知っていて、この文章もiPhoneで書いているくらい身近に使われているコンピュータ製品を作り出している有名な企業「Apple inc.」のCEOの半生を描いた作品。

・序盤は、iPodを初めて紹介するシーンから始まります。それは、ジョブズ自身がこういうものがほしかったという現れでもあります。

・実在の主人公 スティーブ・ジョブズは、2011年10月5日に、膵癌のために死去しています。

・アップルといえば、今や知らない人がいないのではないかという世界的企業。

・でも実際には、Macintoshはコンピュータとしては圧倒的シェアのWindowsに劣勢を強いられていましたが、iPodiPhoneと言った革新的なデバイスを生み出したことで、モバイル分野として圧倒的な認知と売り上げを伸ばしたことで知られるようになりました。

・では、創業当時は、Appleはどのような企業だったのか?

・そんな背景とスティーブ・ジョブズというカリスマ経営者の手腕を描いた作品です。

・非常にこだわりが強く、一つのものを選ぶのにも相当な熟考を重ねたということもあり、異常なこだわりが見られます。

・大学のキャンパスで、学生でもなく、何かを学んでいる生活をしています。それは、カリグラフィでもあり、コンピュータの授業でもあり、禅を学び、インドへも行きます。

・その後、アタリ社でゲームを作り始めますが、組織に馴染めず、一人でゲームを作ろうとします。その時の相棒としてスティーブ・ウォズニアックが手助けをしてくれます。

・見事にゲームを作りあげ、その後、さらにコンピュータを作ることに目覚め、新しいコンピュータを作り始めます。

・そして、ジョブズ自身が自ら望む製品や技術を追求し、自宅のガレージで、パソコンを友人と作り始めます。

・その際の交渉もすでに後の片鱗が見えており、人を魅了していく術がにじみ出ている印象があります。

・60日で50台の初代「Apple I」を作り上げます。

・このエピソードは非常に面白く、ジョブズ自体は製品に対する美しさを求めており、その上で最終的な目的のための手段を編み出していきます。

・1976年に作ったパソコンではあるので、ほとんどが手作業で、ハンダ付けからすべて手作業でもあります。

・このエピソードでさらに先のネタを模索し、一体型の「Apple II」を作り始めます。

・エンジニアからセールスまで、徐々に人を集め、成功をしていきます。その代わりに昔の彼女との子供や社員との間で考えの違いが生まれ、孤立化もしていきます。

・「すごい・・・いや、これは凄すぎる」

・「残りの人生で砂糖水を売りたいか?それとも世界を変えたいか?」

・開発をしていた「Lisa」チームを追い出され「Macintosh」のチームに異動となるも、パソコンを作る上で、取締役会とも意思が通わなくなり、Apple社を抜けることになります。

・その間にApple社は傾き、ジョブズは、別会社ネクスト・ソフトウェア社でNeXTSTEP OSの新しいパソコンを作り始めます。

・それからは、Apple社からの買収を経て、再びApple社に戻ってきます。

Apple社を設立してからの流れは激動でもありながらも、世界一の会社を作り上げたという点では、相当な先見性があったことがわかります。

・もともとは、実在の人物の自伝的な作品ではありますが、ジョブズの強烈な筋の通った理想は、周囲にはなかなか理解されず、自ら興した会社ですら追い出されることにもなりながら、理想となる商品を生み出すことで認められていきます。

ジョブズの理想は、人の役に立ち、自然で、誰でも使えるようなものを作り出すことでもあり、iMaciPhoneiPodでそのことが結実されています。

・「宇宙を凹ませる」

・終盤では、後世に絶大な信頼を置くジョナサン・アイブも登場し、その思想の一翼を担うようにもなります。

Appleファンのことを、「信者」とも言われることがありますが、製品の前に込められた思いが製品ににじみ出ているからこそ、惹かれる魅力があるのかと思います。

スティーブ・ジョブズの信念と目指したものは、クレイジーなことでもありますが、そのクレイジーなところにたどり着くには相当の苦難とブレない心があったことがよくわかる映画です。

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