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【洋画】「ドクター・スリープ〔2019〕」ってなんだ?

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【監督】マイク・フラナガン
【出演】ユアン・マクレガーレベッカ・ファーガソン/カイリー・カラン/クリフ・カーティス
【個人的評価】★★★☆☆

 

【あらすじ】40年前に狂った父親に殺されかける体験をしたダニーは、そのトラウマを持ったまま暮らしていました。そんな中、子供を狙った連続殺人事件が発生する。ダニーと同じ能力を持つ少女アブラと出逢い、40年前に訪れたホテルで、事件の真相に迫っていく。

 

 

ドクター・スリープ (字幕/吹替)

ドクター・スリープ (字幕/吹替)

  • Mike Flanagan
  • ホラー
  • ¥2546

 

 

マイク・フラナガンは、ホラー映画を主に手掛け、2006年「オキュラス」で監督デビューしています。

ユアン・マクレガーは、高校のときに俳優を志し、演劇を学び始め、1992年『カラーに口紅』でテレビドラマに主演として出演します。1993年『Being Human』で映画デビューを果たし、その後「シャロウ・グレイブ」「トレインスポッティング」で人気を博し、1999年「スターウォーズ ファントム・メナス」で、若き日のオビ=ワン・ケノービを演じ、確固たる地位を確立します。

・物語は、スタンリー・キューブリック監督がスティーブン・キングの小説を原作に描いた傑作ホラー「シャイニング」の40年後を描いた続編となっており、事件で生き残ったダニーはその後、壮絶な体験より、トラウマを抱えて生活しています。そこで、40年前の事件を蒸し返すような現象に遭遇します。

・序盤は、40年前に起こったホテルでの事件が描かれています。

・コレは、前作の「シャイニング」のシーンを丁寧に再現しており、当時画期的だったステディカムを使ってダニーが乗っている遊具を後方から写した画面となっています。

・この映像は今でこそ見慣れた感がありますが、同時手ブレも起こってしまうような画面撮影を滑らかに映しているところが画期的でした。

・その後成長したダニーが描かれますが、当時のトラウマもあり、酒やタバコに溺れてしまった両親のようにならないよう、結婚もせずに生活していましたが、結局、自身の持つ「シャイニング」の能力に悩まされながら、その能力を、医療に役立てようと再起を始めます。

・コレがこの題名「ドクタースリープ」ともなり、自分自身ができることを見出していきます。

・なお、ホテルでの事件で生き残ったウェンディは、肺がんにより他界している設定となっています。

・また同じシャイニングの能力を持つ少女 アブラが登場し、得体の知れない霊体と対峙していくようになります。

・中盤からは、この霊体とダニーたちの戦いとなりますが、実際に霊体と戦うというところもピンと来ないかも知れません。

・それは前作のシャイニングは、ホテルに巣食う地縛霊の呪いを描いたところであり、シャイニングという能力はあまりストーリーには絡んできていませんでした。

・その点で言えば本作はスティーブンキングが描いたシャイニングに近い作品となっており、その能力を持つことでの展開となっています。

・アブラという少女も将来トラウマを背負ってしまうようにも見えますが、ダニーの計らいでそこから脱却しようとフォローします。

・アブラ自身も非常に賢く、霊体と対峙しても怯むことなく、立ち向かっていきます。

・霊体アクション作品のようにも見えますが、前作「シャイニング」では描ききれていなかったシャイニングという能力を持つもののストーリーとしてしっかりとまとめられています。

・後半には、オーバールック・ホテルでの対決ともなっていき、前作の印象を維持したままで、過去のトラウマを克服していくようなところがあります。

・完璧主義者のスタンリー・キューブリック監督の名作の続編という重圧あるところではあったと思いますが、スティーブン・キングの原作をなぞらえるという手法で、しっかりとした続編となっており、40年を経て簡潔に導いています。

・多数の考察のあった前作でもありますが、本作はそのしがらみを丁寧に描きながら完結させている良作です。

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ドクター・スリープ(字幕版)

ドクター・スリープ(字幕版)

  • 発売日: 2020/03/11
  • メディア: Prime Video
 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドクター・スリープ 上 (文春文庫)

ドクター・スリープ 上 (文春文庫)

 

 

 

シャイニング (字幕版)

シャイニング (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

 

 

 

新装版 シャイニング (上) (文春文庫)

新装版 シャイニング (上) (文春文庫)